“境遇”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きょうぐう59.7%
きやうぐう24.2%
シチュアション1.6%
きゃうぐう1.6%
けふぐう1.6%
けふぐふ1.6%
ところ1.6%
みのうへ1.6%
シチュアシオン1.6%
シチュエション1.6%
シチュエーション1.6%
環境1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
子供はその生れる境遇によって、非常な損得をする。しかし父親だって、運命のもとにあえぎあえぎ生きているのだから致し方もない。
親は眺めて考えている (新字新仮名) / 金森徳次郎(著)
甘やかされ放題に育つた箱入娘が、境遇の激變の中に揉み拔かれると、どうかしたはずみで、こんな人格の破産者になるのでせう。
竜太郎は予想だもしなかったこの境遇を、じぶんで信じかねるような気持だった。
墓地展望亭 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
運命人間めり、境遇人間姿れり、不可見の苦繩人間の手足を縛せり、不可聞の魔語人間の耳朶を穿てり、信仰なきの自立なきの寛裕なきの
「罪と罰」の殺人罪 (旧字旧仮名) / 北村透谷(著)
ドスト露國平民社界暗澹たる境遇實踐したるなり、して述作するは、露西亞人血痕涙痕をこきまぜて、ふべからざる入神筆語て、虚實兩世界出入せり。
罪と罰(内田不知庵訳) (旧字旧仮名) / 北村透谷(著)
境遇すとやら、自分現世時代んだのとそっくりの景色かれて、すこともなくたった一人らしてりますと、はいつとはなしに
しき一夜けた。んでて、融々なる朝日水平線彼方から、我等してるのは昨日らぬが、てたのは二人境遇である。
探検隊の一行は、突然、このうえもない危険な境遇へおしやられることになった。暗道の中で七人を追いつめて、全部射殺してしまう以外に、この悪運かられるはなかった。
地底獣国 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
性格的「」を創造することはできなかつたが、現代社会を形造る階級的乃至職業的「」を捉へて、微細な観察を下し、これを特殊な「境遇」の中に投げ込んで、一種のグロテスクな
仏国現代の劇作家 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
倭文子と二人きりになって話をすることなどは、この境遇では思いも及ばなかった。それよりも、今ではいかにこの場を体裁よく脱け出すかが問題だった。
第二の接吻 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
「フランス文学史の中で、個性の展開が境遇と積極的にかみ合い、境遇さえ主動的に変化させてゆくような作品があらわれたのはいつ、誰からだろう」