“境論”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さかひろん50.0%
さかいろん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんがへ給ふ處におよそ奉行たる者は正路しやうろにあらざれば片時へんじ立難たちがた其正直そのしやうぢきにて仁義じんぎのもの當世たうせいに少し然るに大岡越前守伊勢山田奉行ぶぎやうとして先年の境論さかひろんありし時いづれの奉行も我武威わがぶゐ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
相手あひてなれば御大身をおそれ時の奉行もさばきかねてあつかひを入てすますといへどもあつかくづうつたへ出る事たび/\なり然るにこの度大岡越前守山田奉行やまだぶぎやうと成て來りしかば百姓ひやくしやうども又々境論さかひろんを願ひ出づるを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
次第々々に攘夷論がさかんになって、外交は次第々々に不始末だらけ、今度の使節が露西亜ロシアいった時に此方こっちから樺太カラフト境論さかいろん持出もちだして、その談判の席には私も出て居たので
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)