“境目”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さかいめ83.3%
さかひめ11.1%
サカヒメ5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうして道と田の境目さかいめには小河の流れが時々聞こえるように感ぜられた。田は両方とも狭く細く山で仕切られているような気もした。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
此打切は川口を一ばんとして水上みなかみへ十五番まであり。こゝはいづくのもちとて川にその境目さかひめありてはなはだ厳重げんぢゆう也。
伊豆相模ノ境目サカヒメニアル城ナドニモ、何カト訊ネタダシ給ヒ、由井ユヰ磯浪イソナミソデヌレテ、ココニ興津オキツノ白浪ヤ、田子ノ浦浜、三保ヶ崎、三保ノ松原羽衣ハゴロモノ名所名所ニ御心ヲツケラレ、江尻ノ南、久能クノウノ城
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)