“捌”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
さば88.4%
7.1%
さばき2.1%
0.8%
0.4%
はけ0.4%
はち0.4%
サバ0.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“捌”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語5.6%
文学 > 日本文学 > 戯曲4.9%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
ほおの豊かな面長の顔で、それに相応ふさわしい目鼻立ちはさばけてついているが、いずれもしたたかに露を帯びていた。
河明り (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
しかし、そのおもちゃの扱いぶりの熟練と軽妙とを極めたさばきは、無心で見ている見物をも酔わせるほどの働きでありました。
大菩薩峠:20 禹門三級の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
しかも本多家はいま此の屋敷に住んでゐないので、池のけ口のさらさら流れるあたりにも、芝生や苔のある樹の下にも落葉だらけであつた。
名園の落水 (新字旧仮名) / 室生犀星(著)
だから、西班牙人スパニヤアドは男も女も自らの情熱のけ口をもとめて、万事を放擲してこれへ殺倒する。
——ところでな、あのばん手網であみばんをしたが悪縁あくえんぢや、御身おみとほ色恋いろこひさばきたのまれたことおもへ。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
取巻きの芸妓げいしゃたち、三人五人の手前もある。やけに土砂を振掛けても、突張つッぱり返った洋服の亡者一個ひとりてのひら引丸ひんまろげて、さばきを附けなけりゃ立ちますまい。
南地心中 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
河原の中にも流れとは別な清水が湧いていて、そこを掘りいて小さいながれをわたくしは毎日作って遊んだものである。
庭をつくる人 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
その鶏を五つ位にいて五合の水で玉葱四つを加えて塩味をつけて一時間湯煮ゆでます。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
相手をどうなしていいかの点になると、全く方角が立たなかった。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
家はまるで留守じゃアあるし、お前此処に居て留守居をして荒物や駄菓子でもならべて居りゃア、此処は花売や野菜物せんざいものを売る者が来て休む処で、なんでもポカ/\はけるが、おいお前留守居をしながら商売あきねえして居てくれゝば己も安心して家をお前に預けてあけるが
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
九つの杖びとは、心から神になつて居る。彼らは、杖を地に置き、カヅラを解いた。カヅラは此時、唯真白な布に過ぎなかつた。其を、長さの限り振りサバいて、一様に塚に向けて振つた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)