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捌
ふりがな文庫
“捌”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さば
89.0%
は
6.4%
さばき
2.1%
さ
0.7%
サバ
0.7%
こ
0.4%
はけ
0.4%
はち
0.4%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さば
(逆引き)
聟
(
むこ
)
の勘五郎に任せましたが、金箱は
確
(
しか
)
と押えて、五十文百文の出入りも、自分の手を経なければ、勝手に
捌
(
さば
)
きはさせなかったのです。
銭形平次捕物控:073 黒い巾着
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
捌(さば)の例文をもっと
(50作品+)
見る
は
(逆引き)
これは空気抜けの穴でもあったし、また室内を水で洗浄するとき、その水の
捌
(
は
)
け
口
(
ぐち
)
でもあった。この穴に手首を入れてみると、楽に入った。
鍵から抜け出した女
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
捌(は)の例文をもっと
(18作品)
見る
さばき
(逆引き)
今茲に
喋々
(
てふ/\
)
する事殊に
無益
(
むえき
)
の
辯
(
べん
)
に
似
(
に
)
たれど前にも
已
(
すで
)
に
述
(
のべ
)
たるが如く此小西屋の裁判は忠相ぬし
最初
(
さいしよ
)
の
捌
(
さばき
)
にして是より
漸次
(
しだい
)
に其名を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
捌(さばき)の例文をもっと
(6作品)
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▼ すべて表示
さ
(逆引き)
河原の中にも流れとは別な清水が湧いていて、そこを掘り
捌
(
さ
)
いて小さいながれをわたくしは毎日作って遊んだものである。
庭をつくる人
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
捌(さ)の例文をもっと
(2作品)
見る
サバ
(逆引き)
彼らは、杖を地に置き、
鬘
(
カヅラ
)
を解いた。
鬘
(
カヅラ
)
は此時、唯真白な布に過ぎなかつた。其を、長さの限り振り
捌
(
サバ
)
いて、一様に塚に向けて振つた。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
捌(サバ)の例文をもっと
(2作品)
見る
こ
(逆引き)
相手をどう
捌
(
こ
)
なしていいかの点になると、全く方角が立たなかった。すると小林の態度はなお感慨を帯びて来た。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
捌(こ)の例文をもっと
(1作品)
見る
はけ
(逆引き)
此処は花売や
野菜物
(
せんざいもの
)
を売る者が来て休む処で、
何
(
なん
)
でもポカ/\
捌
(
はけ
)
るが、おいお前留守居をしながら
商売
(
あきねえ
)
して居てくれゝば己も安心して家をお前に預けて
明
(
あけ
)
るが、何も盗まれる物はねえが
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
捌(はけ)の例文をもっと
(1作品)
見る
はち
(逆引き)
捌
(
はち
)
雁
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
捌(はち)の例文をもっと
(1作品)
見る
捌
漢検準1級
部首:⼿
10画
“捌”の関連語
八
“捌”を含む語句
売捌
裾捌
手捌
取捌
捌口
裙捌
褄捌
太刀捌
売捌所
捌髪
撥捌
蹴出捌
売捌場
賣捌方
解捌
売捌人
膚捌
羽捌
絲捌
糸捌
...
“捌”のふりがなが多い著者
泉鏡花
中里介山
泉鏡太郎
岡本かの子
林不忘
夏目漱石
三遊亭円朝
吉川英治
幸田露伴
山本周五郎