“羽捌”の読み方と例文
読み方割合
はねさば100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
基経はもう寸時も猶予していられぬ切迫したものを浮き沈みしている小さな水鳥の、はや羽捌はねさばきの微妙さに、しだいに彼自身すら妙に刺戟しげきされて行った。
姫たちばな (新字新仮名) / 室生犀星(著)