“羽子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はね70.3%
はご27.0%
ばね2.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
妙子は床の上へ半身起き直って、覚束ない手付き乍ら、昔取った杵柄で、何んかをくちずさみ乍ら暫らくは器用に羽子はねを突いて居りましたが
しばらくすると、下の方では、またにぎやかに、羽子はごつきのひびきがきこえてきました。別の新しい羽子が高く舞い上っているのです。
屋根の上 (新字新仮名) / 原民喜(著)
つく羽子ばねの静に高したれやらん
五百句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)