“羽毛”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
はね55.9%
うもう17.6%
うまう8.8%
はけ5.9%
けば2.9%
ばね2.9%
ウモウ2.9%
ハネ2.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「おおかた、鳥の羽毛はねなんかも要ることがあるのでしょう。*7大齎期フィリポフキの時分になると、うちにも鳥の羽毛はねがたまりますよ。」
やさしいニンフ達は、波打った羽毛はねの黒いふさのついた兜を、いつでもパーシウスの頭にかぶらせることが出来るように、用意していました。
が——右手に持った真白な鴕鳥だちょう羽毛はねで作った大きなおうぎがブルブルとふるえながら、その悲痛きわまりない顔を隠してしまった。
恐怖の口笛 (新字新仮名) / 海野十三(著)
次の朝燕は、今日こそはしたわしいナイル川に一日も早く帰ろうと思って羽毛うもうをつくろって羽ばたきをいたしますとまた王子がおよびになります。
燕と王子 (新字新仮名) / 有島武郎(著)
しかし、糸は糸、造酒が刀を引くが早いか、フッツリ切れたが、こういう些細ささいな邪魔でも、馬の眼を羽毛うもうが掠めたようなもので、気合きあいである。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
ふくろ(がく)はからだ一尺いつしやくもあり、暗褐色あんかつしよく羽毛うもうあしまでかぶつてゐます。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
ひら/\と飜る面紗ヴェールや搖れ動く帽子の羽毛うまうなどがその乘物に一杯だつた。
彼等の動作どうさの輕快さと陽氣さが白い羽毛うまうの鳥の群を思ひ出させた。
まるで鳥の羽毛うまうのやうになり。
雑筆 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
しかし他の地方においては多くは羽毛はけ端気はけなどと音を画くのをもっぱらとしている。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
その羽毛はけのごとき足なみの早さに
忘春詩集:02 忘春詩集 (新字旧仮名) / 室生犀星(著)
そこでじゃがや、あねめが乳の下の鳩落みずおちな、蝮指まむしゆびあおい爪で、ぎりぎりときりんで、白い手足をもがもがと、黒髪をあおってもだえるのを見て、鳥ならばきながら、羽毛けばむしった処よの。
吉原新話 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「すぐ側に、鳥のはねが一枚落ちて居ました。百姓家が近いから、風に飛ばされて入つて來たのかも知れませんが、親羽毛ばねで、なか/\確かりしたものでした」
——孟獲、旗ノ下に、捲毛ケンモウ赤兎セキトノ馬ヲオドラセ、カシラ羽毛ウモウ宝玉冠ホウギョッカンヲ載キ、身に瓔珞ヨウラク紅錦コウキンノ袍ヲ着、腰ニ碾玉テンギョクノ獅子帯ヲ掛ケ、脚ニ鷹嘴ヨウシ抹緑マツリョクノ靴ヲ穿ウガツ。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
羽毛ハネむしるトリはまだ生きてゐるのに
行乞記:01 (一) (新字旧仮名) / 種田山頭火(著)