“鶏”の読み方と用例
旧字:
読み方(ふりがな)割合
とり52.5%
にわとり27.4%
どり8.5%
にはとり2.7%
かけ2.2%
(その他)6.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“鶏”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 詩歌(児童)4.1%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)3.2%
文学 > 日本文学 > 小説 物語3.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
320x100
彼は又優良なとりの卵を孵化かへして、小作人たちの飼つてゐる古い、よぼ/\の、性質たちのよくないとりとたゞで取替へてやることを申出た。
〔出典〕新らしき祖先(新字旧仮名)/相馬泰三(著)
それがまた極端に単純素朴なもので、囲いのうちにはいってみると、二、三羽のとりがそこらに散らばっている穀物をついばんでいます。
そのうちずんずんそらあかるくなってきて、ひがしそら薄赤うすあかまってくると、どこかのむらにわとりてるこえがいさましくこえました。
〔出典〕安達が原(新字新仮名)/楠山正雄(著)
どちらもけずおとらぬえらいちからでしたから、えいやえいや、両方りょうほうあたまりこをしているうちに、けかかって、にわとりきました。
〔出典〕雷のさずけもの(新字新仮名)/楠山正雄(著)
マリーナ ぶちのめんどりが、ひよっ子を連れて、どこかへ行ってしまったんですよ。……からすにさらわれなけりゃいいが……(退場)
半蔵は江戸の旅を、景蔵らは京都の方の話まで持ち出して、寝物語に時のたつのも忘れているうちに、やがて一番どりが鳴いた。
〔出典〕夜明け前:02 第一部下(新字新仮名)/島崎藤村(著)
にはとり神様かみさま夜明よあけらせること仰付おほせつかつたのがうれしさに、最初さいしよよる、まだお月様つきさまがゆつくりとそらあそびまはつてゐるのに、ときつくつてきました。
〔出典〕コドモノスケッチ帖:動物園にて(新字旧仮名)/竹久夢二(著)
セエヌが其処そこにも流れて居るのだらうと云つて降りて行つたが、河は無くてはて知らぬ丘陵の間に野菜畑が続き、散らばつた百姓の庭でにはとりが鳴いて居た。
〔出典〕巴里より(新字旧仮名)/与謝野寛与謝野晶子(著)
折からや苫をはね出て、舟縁の霜にそびえて、この朝のあか鶏冠とさかの雄のかけが、早やかうかうと啼きけるかも。
〔出典〕雀の卵(新字旧仮名)/北原白秋(著)
白きかけあさりさわめく影のみぞただに照りかへる動きにてあり
〔出典〕夢殿(新字旧仮名)/北原白秋(著)
鳥屋とつとやの とつと
〔出典〕蛍の灯台(新字旧仮名)/野口雨情(著)
とつと 子鶏
〔出典〕十五夜お月さん(旧字旧仮名)/野口雨情(著)
かしはが走つた
〔出典〕都会と田園(新字旧仮名)/野口雨情(著)
かしはが走つた
〔出典〕雨情民謡百篇(新字旧仮名)/野口雨情(著)
真白なるくだかけひとつ今朝けさみれば血にみてあり桜花はなのもと
〔出典〕(新字旧仮名)/岡本かの子(著)
夜も明けばきつにはめけんくだかけ
〔出典〕十二支考:08 鶏に関する伝説(新字新仮名)/南方熊楠(著)
現身うつしみの白のかけろが今朝し産みしぬくき卵をひとつ割りたり
〔出典〕雀の卵(新字旧仮名)/北原白秋(著)
隠口こもりく泊瀬はつせの国に、さよばひにが来ればたなぐもり雪は降り来ぬ、さぐもり雨は降り来ぬ、つ鳥、きぎすはとよむ、家つ鳥、かひも鳴く。
〔出典〕浮標(新字旧仮名)/三好十郎(著)