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カケ
ふりがな文庫
“カケ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:
かけ
語句
割合
懸
22.2%
懸崖
22.2%
翅
22.2%
翔
11.1%
鶏
11.1%
唱
11.1%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
懸
(逆引き)
木下、
名乗
(
ナノ
)
リ
懸
(
カケ
)
名乗リ
懸
(
カケ
)
、勝助ガ首ヲ取ツテ、筑前守ヘ見参ニ入ル。比類ナキ働キ哉ト、諸陣申合ヘリ。
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
カケ(懸)の例文をもっと
(2作品)
見る
懸崖
(逆引き)
これが物見やぐら造りのをさずき(また、さじき)、
懸崖
(
カケ
)
造りなのをたなと言うたらしい。こうした処女の生活は、後世には伝説化して、水神の生け
贄
(
にえ
)
といった型に入る。
水の女
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
カケ(懸崖)の例文をもっと
(2作品)
見る
翅
(逆引き)
波太波奈
(
ハタハナ
)
の通ふ言につきて因に言 かきつばたといふ花の名は燕の
翅
(
カケ
)
る形ちに似たれば
翅燕花
(
カケリツバハナ
)
といふ言ぞと荷田大人のいはれしよし 師の冠辞考に見えたるをめでたき考とおもひを
カキツバタ一家言
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
カケ(翅)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
翔
(逆引き)
彼岸中日、
春分
(
シユンブン
)
の空が、朝から晴れて、
雲雀
(
ヒバリ
)
は天に
翔
(
カケ
)
り過ぎて、帰ることの出来ぬほど、青雲が深々とたなびいて居た。郎女は、九百九十九部を写し終へて、千部目にとりついて居た。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
悲しいのか、せつないのか、何の考へさへもつかなかつた。唯、
身悶
(
ミモダ
)
えをした。するとふはりと、からだは宙に浮き上つた。留めようと、袖をふれば振るほど、身は次第に、高く
翔
(
カケ
)
り昇つて行く。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
カケ(翔)の例文をもっと
(1作品)
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鶏
(逆引き)
隠国
(
コモリク
)
の泊瀬
小
(
ヲ
)
国に、さ
婚
(
ヨバ
)
ひに
我
(
ア
)
が来れば、たな曇り雪はふり来ぬ。さ曇り雨はふり来ぬ。
野
(
ヌ
)
つ鳥
雉
(
キヾシ
)
はとよみ、家つ鳥
鶏
(
カケ
)
も鳴き、さ夜は明け此夜は明けぬ。入りて朝寝む。此戸開かせ(万葉巻十三)
鶏鳴と神楽と
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
……処女の
寝
(
ナ
)
すや板戸を
押
(
オソ
)
ぶらひ、我が立たせれば、
引
(
ヒコ
)
づらひ、我が立たせれば 青山に鵺は鳴き、さ野つ鳥雉はとよむ。にはつどり
鶏
(
カケ
)
は鳴く。
慨
(
ウレタ
)
くも鳴くなる鳥か。此鳥も、うち病めこせね。
鶏鳴と神楽と
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
カケ(鶏)の例文をもっと
(1作品)
見る
唱
(逆引き)
相聞・問答の歌は、いつも相手の歌の内容を土台として、おし拡げて行つてゐる。跳ね返しのもあり、あまえるのもあるが、
唱
(
カケ
)
の歌に与へられた難題を
釈
(
と
)
く、と云つた態度のはない。
女房文学から隠者文学へ:後期王朝文学史
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
カケ(唱)の例文をもっと
(1作品)
見る
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との