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贄
ふりがな文庫
“贄”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
にえ
65.4%
ニヘ
13.5%
にへ
11.5%
し
7.7%
いけにえ
1.9%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にえ
(逆引き)
生ける
贄
(
にえ
)
、土足にかけてこの有様だ! かかれ秋山、かかれ主水!、一寸と動かば振り冠った刀、澄江の上に落ちかかるぞよ!
剣侠
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
贄(にえ)の例文をもっと
(34作品)
見る
ニヘ
(逆引き)
神と、其祭りの為の「
生
(
イ
)
け
贄
(
ニヘ
)
」として飼はれてゐる動物と、氏人と、此三つの対立の中、生け贄になる動物を、軽く見てはならない。
信太妻の話
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
贄(ニヘ)の例文をもっと
(7作品)
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にへ
(逆引き)
贄
(
にへ
)
といふ船着で、隣の室に若い男と女が戯れて終夜騒いで居ても、袂の手帳に歌をかきつける余裕を失はないやうなのが其時の私であつた。
春雨にぬれた旅
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
贄(にへ)の例文をもっと
(6作品)
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▼ すべて表示
し
(逆引き)
後に姓を
鱸
(
すずき
)
と書し枕山湖山と並んで詩名を世に知られたのは即この人である。松塘が始めて
贄
(
し
)
を星巌に執ったのは十七歳の時だという。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
贄(し)の例文をもっと
(4作品)
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いけにえ
(逆引き)
壇の四方には、
笹竹
(
ささだけ
)
を建て、
清縄
(
せいじょう
)
をめぐらして
金紙
(
きんし
)
銀箋
(
ぎんせん
)
の
華
(
はな
)
をつらね、土製の白馬を
贄
(
いけにえ
)
にして天を祭り、烏牛を
屠
(
ほふ
)
ったことにして、地神を
祠
(
まつ
)
った。
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
贄(いけにえ)の例文をもっと
(1作品)
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“贄”の解説
贄(にえ)とは、神または天皇に供する食物の総称、及びその制度。
(出典:Wikipedia)
贄
漢検1級
部首:⾙
18画
“贄”を含む語句
生贄
御贄
贄川
贄卓
速贄
贄持
真贄
経島娘生贄
贄崎
贄川宿
贄川街道
贄櫃
贄殿
贄海
贄物
贄釜
“贄”のふりがなが多い著者
吉川英治
国枝史郎
倉田百三
南方熊楠
折口信夫
内田魯庵
森鴎外
長谷川時雨
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
斎藤茂吉