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いけにえ
ふりがな文庫
“いけにえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
犠牲
57.4%
生贄
29.7%
牲
5.9%
犠
2.0%
犧牲
2.0%
生犠
1.0%
生牲
1.0%
贄
1.0%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
犠牲
(逆引き)
新しい朝廷を確立するための
犠牲
(
いけにえ
)
として一門親族から涙を
瀝
(
そそ
)
がれて島へ来ている
人身御供
(
ひとみごくう
)
のわが身ぞという悲壮なこころもちなのだった。
私本太平記:06 八荒帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いけにえ(犠牲)の例文をもっと
(50作品+)
見る
生贄
(逆引き)
さるゆえ竜造寺長門、これを
害
(
あや
)
めるに何の不思議があろうぞ。憎むべき仏敵斃すために、人夫の十人二十人、
生贄
(
いけにえ
)
にする位は当り前じゃわ
旗本退屈男:09 第九話 江戸に帰った退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
いけにえ(生贄)の例文をもっと
(30作品)
見る
牲
(逆引き)
前に挙げた陸中化粧坂の薬師堂に美女を以て池の神の
牲
(
いけにえ
)
とした口碑を伝えるのも、その薬師の
賽日
(
さいにち
)
という四月八日と関係あることは、同時に報告せられた武蔵井ノ頭の弁天の申し児なる長者の娘が
年中行事覚書
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
いけにえ(牲)の例文をもっと
(6作品)
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▼ すべて表示
犠
(逆引き)
して見ると神々の思召しは、あなたを大蛇の
犠
(
いけにえ
)
にするより、
反
(
かえ
)
って私に大蛇の命を断たせようと云うのかも知れません。
素戔嗚尊
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
いけにえ(犠)の例文をもっと
(2作品)
見る
犧牲
(逆引き)
ほんとに私が彼に
隨
(
つ
)
いて行くとしたら——ほんとに彼のすゝめる犧牲を拂ふとしたら、私は絶望的にやり
通
(
とほ
)
すだらう。私はすべてのものを祭壇へさゝげるだらう——魂も
生命
(
いのち
)
もまつたき
犧牲
(
いけにえ
)
をも。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
いけにえ(犧牲)の例文をもっと
(2作品)
見る
生犠
(逆引き)
「よい
生犠
(
いけにえ
)
が、来よりました。老人、若いの、御好み次第、生のよい
生胆
(
いきぎも
)
がとれる——牧殿」
南国太平記
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
残虐な
生犠
(
いけにえ
)
を神仏に供し、自分の命をさえ、仏に捧げて祈りはしたが、それは、その調伏を成就して、多数の人々が幸福になれば、生犠は仏に化すという決心と信念とからであった。
南国太平記
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
いけにえ(生犠)の例文をもっと
(1作品)
見る
生牲
(逆引き)
葉子は荒神に最愛のものを
生牲
(
いけにえ
)
として願いをきいてもらおうとする
太古
(
たいこ
)
の人のような必死な心になっていた。それは胸を張り裂くような犠牲だった。
或る女:2(後編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
いけにえ(生牲)の例文をもっと
(1作品)
見る
贄
(逆引き)
壇の四方には、
笹竹
(
ささだけ
)
を建て、
清縄
(
せいじょう
)
をめぐらして
金紙
(
きんし
)
銀箋
(
ぎんせん
)
の
華
(
はな
)
をつらね、土製の白馬を
贄
(
いけにえ
)
にして天を祭り、烏牛を
屠
(
ほふ
)
ったことにして、地神を
祠
(
まつ
)
った。
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いけにえ(贄)の例文をもっと
(1作品)
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