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牲
ふりがな文庫
“牲”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
にえ
51.6%
いけにえ
19.4%
にへ
16.1%
いけにへ
6.5%
イケニ
3.2%
ニヘ
3.2%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にえ
(逆引き)
衝
(
つ
)
と入る。
袂
(
たもと
)
に
縋
(
すが
)
って、
牲
(
にえ
)
の鳥の乱れ姿や、
羽掻
(
はがい
)
を
傷
(
いた
)
めた袖を悩んで、
塒
(
ねぐら
)
のような戸を
潜
(
くぐ
)
ると、
跣足
(
はだし
)
で下りて、小使、カタリと後を
鎖
(
さ
)
し
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
牲(にえ)の例文をもっと
(16作品)
見る
いけにえ
(逆引き)
ついに専ら恐怖を
懐
(
いだ
)
いて猛獣を神として祭り
牲
(
いけにえ
)
してその害を避けんとするは自然の成り行きだ、『大英類典』インドの条にまた曰く
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
牲(いけにえ)の例文をもっと
(6作品)
見る
にへ
(逆引き)
久しく我等を賤みたり、我等に捧ぐべき筈の定めの
牲
(
にへ
)
を忘れたり、這ふ代りとして立つて行く狗、
驕奢
(
おごり
)
の
塒
(
ねぐら
)
巣作れる
禽
(
とり
)
、
尻尾
(
しりを
)
なき猿、物言ふ蛇、露
誠実
(
まこと
)
なき狐の子、
汚穢
(
けがれ
)
を知らざる
豕
(
ゐのこ
)
の
女
(
め
)
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
牲(にへ)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
いけにへ
(逆引き)
ブオンデルモンテの殺されし處は即ちこの像の下なりき、故に被害者を指してマルテの
牲
(
いけにへ
)
といへり
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
牲(いけにへ)の例文をもっと
(2作品)
見る
イケニ
(逆引き)
宮殿
裡
(
リ
)
、一
祖廟
(
ソビョウ
)
ヲ建テ、号シテ家鬼ト
敬
(
ウヤマ
)
イ、四時牛馬ヲ
屠
(
コロ
)
シテ、之ヲ祭ルヲ
卜鬼
(
ボッキ
)
ト名ヅケ、年々外国人ヲ捕エテ
牲
(
イケニ
)
エニ
供
(
ソナ
)
ウ。
採生
(
サイセイ
)
の類
略〻
(
ホボ
)
カクノ如シ。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
牲(イケニ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ニヘ
(逆引き)
鳥取地方には、今も「刈り上げ祝ひ」の若衆の宴をにへと稱へて居る。羽前庄内邊で「にはない
行
(
ギヤウ
)
(?)」と言ふのは、新甞の
牲
(
ニヘ
)
と見るより寧、にへなみの方に近い。
国文学の発生(第三稿):まれびとの意義
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
牲(ニヘ)の例文をもっと
(1作品)
見る
牲
常用漢字
中学
部首:⽜
9画
“牲”を含む語句
犠牲
犧牲
自己犠牲
犠牲者
犠牲的
牲料
犧牲的
犠牲用
生牲
犧牲者
犠牲船
人身犠牲
犠牲料
犠牲台
牲牢
燔牲
大犠牲
大牲
“牲”のふりがなが多い著者
南方熊楠
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー
三上於菟吉
アリギエリ・ダンテ
柳田国男
幸田露伴
蒲原有明
神西清
泉鏡花
泉鏡太郎