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豕
ふりがな文庫
“豕”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いのこ
39.1%
ぶた
32.6%
ゐのこ
19.6%
し
4.3%
ゐ
2.2%
い
2.2%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いのこ
(逆引き)
御主人は時々振り返りながら、この家にいるのは
琉球人
(
りゅうきゅうじん
)
だとか、あの
檻
(
おり
)
には
豕
(
いのこ
)
が飼ってあるとか、いろいろ教えて下さいました。
俊寛
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
豕(いのこ)の例文をもっと
(18作品)
見る
ぶた
(逆引き)
李汾
(
りふん
)
は山水が好きで
四明山
(
しめいざん
)
にいた。山の下に張という大百姓の家があって、たくさんの
豕
(
ぶた
)
などを飼ってあった。永和の末であった。
豕
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
豕(ぶた)の例文をもっと
(15作品)
見る
ゐのこ
(逆引き)
食後の半時間——この半時間の無駄話は、そんぢよそこらの日本の紳士を
豕
(
ゐのこ
)
のやうな馬鹿者にしてくれた。何といふ有難い事だ。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
豕(ゐのこ)の例文をもっと
(9作品)
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▼ すべて表示
し
(逆引き)
その彼が、結局自分も彼等と同じ能力の所有者だつたと云ふ事を、さうして更に
厭
(
いと
)
ふ可き
遼東
(
れうとう
)
の
豕
(
し
)
だつたと云ふ事は、どうして安々と認められよう。
戯作三昧
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
豕(し)の例文をもっと
(2作品)
見る
ゐ
(逆引き)
左に
雛妓
(
すうぎ
)
を従へ、
猥褻
(
わいせつ
)
聞くに堪へざるの俚歌を高吟しつつ、
傲然
(
がうぜん
)
として
涼棚
(
りやうはう
)
の上に
酣酔
(
かんすゐ
)
したる、かの肥大
豕
(
ゐ
)
の如き満村恭平をも記憶す可し。
開化の殺人
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
豕(ゐ)の例文をもっと
(1作品)
見る
い
(逆引き)
漢土最古の字書といわるる『
爾雅
(
じが
)
』に、
豕
(
い
)
の
子
(
こ
)
は猪とあり。『本草綱目』にも豕の子を猪といい、豚といい、豰というと出るから、豕和訓イ、俗名ブタの子が猪、和訓イノコだ。
十二支考:10 猪に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
豕(い)の例文をもっと
(1作品)
見る
豕
漢検1級
部首:⾗
7画
“豕”を含む語句
遼豕
妖豕
封豕
封豕長蛇
牝豕
犬豕
田豕
豕々
豕児
豕甘
豕脂
豕蛇
豕韋
“豕”のふりがなが多い著者
ウィリアム・バトラー・イエイツ
南方熊楠
西田幾多郎
二葉亭四迷
井上円了
倉田百三
蒲 松齢
徳田秋声
幸田露伴
上田敏