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遼東
ふりがな文庫
“遼東”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
りょうとう
85.7%
れうとう
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
りょうとう
(逆引き)
遼東
(
りょうとう
)
の
大野
(
たいや
)
を吹きめぐって、黒い日を海に吹き落そうとする
野分
(
のわき
)
の中に、
松樹山
(
しょうじゅざん
)
の突撃は予定のごとく行われた。時は午後一時である。
趣味の遺伝
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「まず、
遼東
(
りょうとう
)
へ使いをはせて、
鮮卑
(
せんひ
)
国王へ
金帛
(
きんぱく
)
を送り、
遼西
(
りょうせい
)
の
胡夷勢
(
えびすぜい
)
十万をかり催して、
西平関
(
せいへいかん
)
へ進出させること。これ一路であります」
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
遼東(りょうとう)の例文をもっと
(18作品)
見る
れうとう
(逆引き)
その彼が、結局自分も彼等と同じ能力の所有者だつたと云ふ事を、さうして更に
厭
(
いと
)
ふ可き
遼東
(
れうとう
)
の
豕
(
し
)
だつたと云ふ事は、どうして安々と認められよう。
戯作三昧
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
後
(
のち
)
に
煬帝
(
やうだい
)
遼東
(
れうとう
)
を
攻
(
せ
)
むる
時
(
とき
)
、
梯子
(
はしご
)
を
造
(
つく
)
りて
敵
(
てき
)
の
城中
(
じやうちう
)
を
瞰下
(
みおろ
)
す。
高
(
たか
)
さ
正
(
まさ
)
に
十五丈
(
じふごぢやう
)
。
沈光
(
ちんくわう
)
其
(
そ
)
の
尖端
(
とつさき
)
に
攀
(
よ
)
ぢて
賊
(
ぞく
)
と
戰
(
たゝか
)
うて
十數人
(
じふすうにん
)
を
斬
(
き
)
る。
城兵
(
じやうへい
)
這奴
(
しやつ
)
憎
(
にく
)
きものの
振舞
(
ふるまひ
)
かなとて、
競懸
(
きそひかゝ
)
りて
半
(
なか
)
ばより、
梯子
(
はしご
)
を
折
(
くじ
)
く。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
遼東(れうとう)の例文をもっと
(3作品)
見る
“遼東(遼東半島)”の解説
遼東半島(りょうとうはんとう/リャオトンはんとう、辽东半岛、Liáodōng Bàndăo)は、中国遼寧省の南部に位置する中国第二の大きさの半島。山東半島・雷州半島と並ぶ中国三大半島の一つ。遼東という名称は、遼河の東岸に位置することに由来している。
(出典:Wikipedia)
遼
漢検準1級
部首:⾡
15画
東
常用漢字
小2
部首:⽊
8画
“遼東”で始まる語句
遼東新報
遼東還附
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佐々木邦
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中里介山
泉鏡太郎
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夏目漱石
正岡子規