“攀”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よ95.9%
のぼ1.1%
よじ1.1%
よじのぼ1.1%
よぢ0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
毛と云う毛は悉く蛇で、その蛇は悉く首を擡(もた)げて舌を吐いて縺(もつ)るるのも、捻(ね)じ合うのも、攀(よ)じあがるのも、にじり出るのも見らるる。
幻影の盾 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
世高はその索に手をやってちょっと引き嘗(こころ)みてから攀(のぼ)って往った。世高の体はやがて牆の上になったがすぐ見えなくなった。
断橋奇聞 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
腕に子供をかかえてつき立った壁を攀(よじ)登れるものではない。またあの子供は何者だろう。二人はいったいどこからきたのだろう。
「わッしょい、わッしょいッ」と、背の高い、その電柱の天頂(てっぺん)まで、人技とは思われぬ速さで、攀(よじのぼ)っていった。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
其中(そのうち)お祖父(ぢい)さまが摺(すり)ものの上へ筆の先で一寸(ちよつと)蚯蚓(みみず)の攀(よぢ)れた様(やう)なものをお書(かき)なすつたが見え升(まし)たから、不思議で/\、黙つて居ようと思つても、堪(こ)らへ切れませんで、ツイ
黄金機会 (新字旧仮名) / 若松賤子(著)