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攀
ふりがな文庫
“攀”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
よ
95.9%
のぼ
1.1%
よじ
1.1%
よじのぼ
1.1%
よぢ
0.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よ
(逆引き)
毛と云う毛は悉く蛇で、その蛇は悉く首を
擡
(
もた
)
げて舌を吐いて
縺
(
もつ
)
るるのも、
捻
(
ね
)
じ合うのも、
攀
(
よ
)
じあがるのも、にじり出るのも見らるる。
幻影の盾
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
攀(よ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
のぼ
(逆引き)
世高はその索に手をやってちょっと引き
嘗
(
こころ
)
みてから
攀
(
のぼ
)
って往った。世高の体はやがて牆の上になったがすぐ見えなくなった。
断橋奇聞
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
攀(のぼ)の例文をもっと
(3作品)
見る
よじ
(逆引き)
腕に子供をかかえてつき立った壁を
攀
(
よじ
)
登れるものではない。またあの子供は何者だろう。二人はいったいどこからきたのだろう。
レ・ミゼラブル:05 第二部 コゼット
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
攀(よじ)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
よじのぼ
(逆引き)
「わッしょい、わッしょいッ」と、背の高い、その電柱の
天頂
(
てっぺん
)
まで、人技とは思われぬ速さで、
攀
(
よじのぼ
)
っていった。
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
攀(よじのぼ)の例文をもっと
(3作品)
見る
よぢ
(逆引き)
其中
(
そのうち
)
お
祖父
(
ぢい
)
さまが
摺
(
すり
)
ものの上へ筆の先で
一寸
(
ちよつと
)
蚯蚓
(
みみず
)
の
攀
(
よぢ
)
れた
様
(
やう
)
なものをお
書
(
かき
)
なすつたが見え
升
(
まし
)
たから、不思議で/\、黙つて居ようと思つても、
堪
(
こ
)
らへ切れませんで、ツイ
黄金機会
(新字旧仮名)
/
若松賤子
(著)
攀(よぢ)の例文をもっと
(2作品)
見る
攀
漢検1級
部首:⼿
19画
“攀”を含む語句
攀登
攀上
登攀
攀昇
折花攀柳
攀援
花街攀柳
岩攀
登攀隊
登攀記
登攀者
李攀竜
未成陰攀折
攀躋
攀路
攀縁
攀緑
攀柳
攀木
攀援類
...
“攀”のふりがなが多い著者
吉川英治
泉鏡太郎
泉鏡花
中里介山
伊藤左千夫
夏目漱石
神西清
柳田国男
中島敦
柳宗悦