“縺”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
もつ94.3%
もつれ2.6%
ほつ1.3%
0.9%
もつら0.4%
モツ0.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“縺”を含む作品のジャンル比率
歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本10.3%
芸術・美術 > スポーツ・体育 > 戸外レクリエーション10.1%
文学 > 日本文学 > 小説 物語4.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
この事ありて後、再び雄々しき羽をうるため、彼まづ杖をもて二匹のもつれあへる蛇をふたゝび打たざるをえざりき 四三—四五
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
戸口では急にもついが始まり、板戸がコトリと鳴って月の出前の薄暗うすやみを五、六寸ばかりひろげられた。
手品 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
「畜生、若い男と若い女とで、もつれれるように巫山戯ふざけながら、船を呼ぼうとしやあがるな。誰が狗鼠くそ、遣るもんか」
死剣と生縄 (新字新仮名) / 江見水蔭(著)
やがて辛苦の結ぼれとけ濡苧ぬれおもつれの物思い、其色そのいろ嫌よと、ふさげば生憎あいにくにお辰の面影あり/\と、涙さしぐみて
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
心の腐ッた持ちぬしの手にあれば、柄糸もしょうがぬけてほつれ出すか。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
おつぎはみゝひゞ太鼓たいこおときながら、まだほつれぬかみすこくびかたむけつゝ兩方りやうはう拇指おやゆびまたかはがはりにたぼかるうしろいた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
竜馬りうめの羽うらにほひ透き、揺れてつれし
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
いつも濁っている梓川の本流に、この島々谷の水が、いきおい込んで突きかかるところは、灰と緑と両様の水が、丁字に色別けをされて、やがてそれが一つの灰白色に、ごっちゃにされて、つれ合いながら、来た後を振り返り、振り返り
谷より峰へ峰より谷へ (新字新仮名) / 小島烏水(著)
指先は冷血していて氷のようなのに、たまった興奮がびりびり指をもつらして慄えている。
金魚撩乱 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
酒ハホドク佳人ノムネノモツ
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)