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縺
ふりがな文庫
“縺”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
もつ
93.9%
もつれ
2.8%
ほつ
1.2%
も
0.8%
すが
0.4%
もつら
0.4%
モツ
0.4%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もつ
(逆引き)
道也の進退をかく形容するの適否は作者といえども受合わぬ。
縺
(
もつ
)
れたる糸の
片端
(
かたはし
)
も眼を
着
(
ちゃく
)
すればただ一筋の末とあらわるるに過ぎぬ。
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
縺(もつ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
もつれ
(逆引き)
我彼に請ひていひけるは、あゝねがはくは汝の
裔
(
すゑ
)
つひに
安息
(
やすき
)
をえんことを、請ふここにわが
思想
(
おもひ
)
の
縺
(
もつれ
)
となれる
節
(
ふし
)
を解け 九四—九六
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
縺(もつれ)の例文をもっと
(7作品)
見る
ほつ
(逆引き)
刀の
柄糸
(
つかいと
)
の
縺
(
ほつ
)
れを見つけて、それを気にしてつくろいだすと、いじればいじるほど解けて来て、果ては、しまつが悪くなったので、糸切歯をあててプツンとかみましたが
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
縺(ほつ)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
も
(逆引き)
この島々谷の水が、いきおい込んで突きかかるところは、灰と緑と両様の水が、丁字に色別けをされて、やがてそれが一つの灰白色に、ごっちゃにされて、
縺
(
も
)
つれ合いながら、来た後を振り返り
谷より峰へ峰より谷へ
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
縺(も)の例文をもっと
(2作品)
見る
すが
(逆引き)
さあ
何
(
なん
)
となりして
下
(
くだ
)
されと
泣
(
な
)
いて、
袖
(
そで
)
に
取
(
とり
)
すがりて
身
(
み
)
を
悶
(
もだ
)
ゆるに、もとより
憎
(
に
)
くゝは
有
(
あ
)
らぬ
妻
(
つま
)
の
事
(
こと
)
、
離別
(
りべつ
)
などゝは
時
(
とき
)
の
威嚇
(
おどし
)
のみなれば、
縺
(
すが
)
りて
泣
(
な
)
くを
好
(
よ
)
い
時機
(
しほ
)
に、
我
(
わが
)
まゝ
者奴
(
ものめ
)
の
言
(
い
)
ひじらけ
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
縺(すが)の例文をもっと
(1作品)
見る
もつら
(逆引き)
指先は冷血していて氷のようなのに、
溜
(
たま
)
った興奮がびりびり指を
縺
(
もつら
)
して慄えている。
金魚撩乱
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
縺(もつら)の例文をもっと
(1作品)
見る
モツ
(逆引き)
酒ハホドク佳人ノムネノ
縺
(
モツ
)
レ
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
縺(モツ)の例文をもっと
(1作品)
見る
縺
漢検1級
部首:⽷
17画
“縺”を含む語句
縺毛
相縺
“縺”のふりがなが多い著者
佐左木俊郎
泉鏡花
蘭郁二郎
泉鏡太郎
石川啄木
谷崎潤一郎
木暮理太郎
吉川英治
徳田秋声
北原白秋