“威嚇”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いかく71.9%
おど9.7%
おどか6.5%
ゐかく5.4%
おどし3.8%
おどかし1.6%
ゐくわく0.5%
おどさ0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宗俊の語のにあるものは懇請の情ばかりではない、お坊主と云う階級があらゆる大名に対して持っている、威嚇の意もっている。
煙管 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
源氏は友人に威嚇されたことを残念に思いながら宿直所で寝ていた。驚かされた典侍は翌朝残っていた指貫や帯などを持たせてよこした。
源氏物語:07 紅葉賀 (新字新仮名) / 紫式部(著)
嫉妬深い獣の習慣として私と戯れている小猿達を見ると、彼は猛烈に岡焼きして気味の悪い声で吠え立てて威嚇そうとするのであった。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
或は又「生」の享楽家たる彼にとつて、そこに象徴された「死」の事実が、この上もなく呪ふ可き自然の威嚇だつたのであらうか。
枯野抄 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
「誰がツて……野郎、又威嚇文句で、又兵衛(酒屋の主人)のへ行つて、酒の五合もつて来たんだ」
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
ソレはらない、君はすつもりだろうが、長い刀を家にて今の浪人者をそうとても、威嚇の道具になりはしない。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
ダイアナが計畫通り(これは私を威嚇かした)百科全書讀破を實行し、私が獨逸語に沒頭してゐる間、彼は彼自身の神祕的な研究、即ち彼の計畫にその修得が必要だと考へた
やがて、今のはただ希望である、あなたが希望通り出来ないのはよく知っているから心配しなくってもいいと云いながら笑った。そのくらいよく知ってるなら、始めから威嚇さなければいいのに。
坊っちゃん (新字新仮名) / 夏目漱石(著)