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威嚇
ふりがな文庫
“威嚇”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いかく
72.1%
おど
9.5%
おどか
6.8%
ゐかく
5.3%
おどし
3.7%
おどかし
1.6%
ゐくわく
0.5%
おどさ
0.5%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いかく
(逆引き)
宗俊の語の
中
(
うち
)
にあるものは懇請の情ばかりではない、お
坊主
(
ぼうず
)
と云う階級があらゆる大名に対して持っている、
威嚇
(
いかく
)
の意も
籠
(
こも
)
っている。
煙管
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
威嚇(いかく)の例文をもっと
(50作品+)
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おど
(逆引き)
源氏は友人に
威嚇
(
おど
)
されたことを残念に思いながら
宿直所
(
とのいどころ
)
で寝ていた。驚かされた典侍は翌朝残っていた
指貫
(
さしぬき
)
や帯などを持たせてよこした。
源氏物語:07 紅葉賀
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
威嚇(おど)の例文をもっと
(18作品)
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おどか
(逆引き)
嫉妬深い獣の
習慣
(
つね
)
として私と戯れている小猿達を見ると、彼は猛烈に岡焼きして気味の悪い声で吠え立てて
威嚇
(
おどか
)
そうとするのであった。
沙漠の古都
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
威嚇(おどか)の例文をもっと
(13作品)
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▼ すべて表示
ゐかく
(逆引き)
或は又「生」の享楽家たる彼にとつて、そこに象徴された「死」の事実が、この上もなく呪ふ可き自然の
威嚇
(
ゐかく
)
だつたのであらうか。
枯野抄
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
威嚇(ゐかく)の例文をもっと
(10作品)
見る
おどし
(逆引き)
「誰がツて……野郎、又
威嚇
(
おどし
)
文句で、又兵衛(酒屋の主人)の
許
(
とこ
)
へ行つて、酒の五合も
喰
(
くら
)
つて来たんだ」
重右衛門の最後
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
威嚇(おどし)の例文をもっと
(7作品)
見る
おどかし
(逆引き)
ソレは
詰
(
つま
)
らない、君は
之
(
これ
)
を
以
(
もっ
)
て
威
(
おど
)
すつもりだろうが、長い刀を家に
置
(
おい
)
て今の浪人者を
威
(
おど
)
そうと
云
(
いっ
)
ても、
威嚇
(
おどかし
)
の道具になりはしない。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
威嚇(おどかし)の例文をもっと
(3作品)
見る
ゐくわく
(逆引き)
ダイアナが計畫通り(これは私を
威嚇
(
ゐくわく
)
し
駭
(
おどろ
)
かした)百科全書讀破を實行し、私が獨逸語に沒頭してゐる間、彼は彼自身の神祕的な研究、即ち彼の計畫にその
修得
(
しうとく
)
が必要だと考へた
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
威嚇(ゐくわく)の例文をもっと
(1作品)
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おどさ
(逆引き)
やがて、今のはただ希望である、あなたが希望通り出来ないのはよく知っているから心配しなくってもいいと云いながら笑った。そのくらいよく知ってるなら、始めから
威嚇
(
おどさ
)
さなければいいのに。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
威嚇(おどさ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“威嚇”の意味
《名詞》
威 嚇 (いかく)
威力を示して脅かすこと。
(出典:Wiktionary)
“威嚇”の解説
威嚇(いかく)は、実際の攻撃ではなく、それに似た姿や様子を見せることで対象を脅かすことである。往々にして自らの身を守るために自らの力を誇示する行為である。しかし、攻撃の糸口として威嚇が使われる場合もある。
カタツムリやカメにみられるような専守防衛とは違い、攻撃的な防衛手段として知られる。
(出典:Wikipedia)
威
常用漢字
中学
部首:⼥
9画
嚇
常用漢字
中学
部首:⼝
17画
“威嚇”で始まる語句
威嚇的
威嚇性
威嚇射撃
検索の候補
威嚇的
大威嚇
威嚇性
威嚇射撃
“威嚇”のふりがなが多い著者
吉川英治
中里介山
紫式部
谷崎潤一郎
夏目漱石
小栗虫太郎
直木三十五
江戸川乱歩
国枝史郎
林不忘