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柄糸
ふりがな文庫
“柄糸”の読み方と例文
旧字:
柄絲
読み方
割合
つかいと
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つかいと
(逆引き)
重い刀剣類を朝からいじくり廻したため、手の平のあぶらが
柄糸
(
つかいと
)
に吸い取られ、かさかさしているほど、目も疲れ込んでいた。
お小姓児太郎
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
「拙者のは此通り此處にある。中身は
無銘
(
むめい
)
の相州物、
目貫
(
めぬき
)
は赤銅と金で
牡丹
(
ぼたん
)
、
柄糸
(
つかいと
)
は少し汚れたがそつくり其儘だらう」
銭形平次捕物控:173 若様の死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
六角の
象嵌鍔
(
ぞうがんつば
)
に
藍
(
あい
)
よりの
柄糸
(
つかいと
)
、めぬきは四代
光乗
(
こうじょう
)
が作らしく、
観世水
(
かんぜみず
)
に
若鮎
(
わかあゆ
)
が
埋
(
う
)
めこまれ、柳しぼりの
鞘
(
さや
)
ごしらえ、なんともいえない品格がある。
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
柄糸(つかいと)の例文をもっと
(17作品)
見る
柄
常用漢字
中学
部首:⽊
9画
糸
常用漢字
小1
部首:⽷
6画
“柄”で始まる語句
柄
柄杓
柄頭
柄手
柄袋
柄前
柄元
柄漏
柄香炉
柄付眼鏡
“柄糸”のふりがなが多い著者
吉川英治
三遊亭円朝
南方熊楠
室生犀星
国枝史郎
野村胡堂