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無銘
ふりがな文庫
“無銘”の読み方と例文
読み方
割合
むめい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むめい
(逆引き)
「拙者のは此通り此處にある。中身は
無銘
(
むめい
)
の相州物、
目貫
(
めぬき
)
は赤銅と金で
牡丹
(
ぼたん
)
、
柄糸
(
つかいと
)
は少し汚れたがそつくり其儘だらう」
銭形平次捕物控:173 若様の死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
亭「へい良いお
鑑定
(
めきゝ
)
で
入
(
いら
)
っしゃいまするな、恐入りました、
仰
(
おお
)
せの通り
私共
(
わたくしども
)
仲間の者も
天正助定
(
てんしょうすけさだ
)
であろうとの評判でございますが、
惜
(
お
)
しい事には何分
無銘
(
むめい
)
にて残念でございます」
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
と
無銘
(
むめい
)
の
皓刀
(
こうとう
)
、ふたたび、八相の天に振りかぶって、
双眸
(
そうぼう
)
らんらん、四面に構えた。
鳴門秘帖:03 木曾の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
無銘(むめい)の例文をもっと
(8作品)
見る
“無銘”の意味
《名詞》
刀剣や書画などに製作者の銘が記されていないこと。また、そのようなもの。
(出典:Wiktionary)
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
銘
常用漢字
中学
部首:⾦
14画
“無銘”で始まる語句
無銘摺
検索の候補
無銘摺
相州無銘
“無銘”のふりがなが多い著者
作者不詳
吉川英治
三遊亭円朝
野村胡堂