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双眸
ふりがな文庫
“双眸”のいろいろな読み方と例文
旧字:
雙眸
読み方
割合
そうぼう
88.9%
さうばう
2.2%
さうぼう
2.2%
さふぼう
2.2%
ひとみ
2.2%
まなざし
2.2%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうぼう
(逆引き)
磨きあげたような小麦色の肌、切れ長の澄みとおった
双眸
(
そうぼう
)
、
艶
(
つや
)
つやと余るような髪を武家風に結った、二十ばかりの美しい女である。
明暗嫁問答
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
双眸(そうぼう)の例文をもっと
(40作品)
見る
さうばう
(逆引き)
篠田の
双眸
(
さうばう
)
は
不図
(
ふと
)
、
円山
(
まるやま
)
の高塔に注がれて離れざるなり、静穏なる
哉
(
かな
)
、芝の
杜
(
もり
)
よ、幽雅なる
哉
(
かな
)
、円山の塔よ、去れど其の直下、得も寝で悲み、夜を徹して祈れるもの一人あり、美しき雪よ
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
双眸(さうばう)の例文をもっと
(1作品)
見る
さうぼう
(逆引き)
自分はバイロンの
轍
(
てつ
)
を踏んで、筆を剣に代へるのだ、などと論じた事や、その後、或るうら若き美しい人の、潤める星の様な
双眸
(
さうぼう
)
の底に、初めて人生の曙の光が動いて居ると気が付いてから
葬列
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
双眸(さうぼう)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
さふぼう
(逆引き)
高朗の気
骨
(
ほね
)
に
徹
(
とほ
)
り清幽の情肉に浸む
朝
(
あした
)
の趣こそ比ぶるに物なけれ、今しも
仰
(
あふい
)
で彼の天成の
大画
(
たいぐわ
)
に
双眸
(
さふぼう
)
を放ち、
俯
(
ふ
)
して此の自然の妙詩に
隻耳
(
せきじ
)
を傾け、
樹
(
こ
)
の
間
(
ま
)
をくぐり芝生を
辿
(
たど
)
り
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
双眸(さふぼう)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひとみ
(逆引き)
父と兄とが口早に話している隣の部屋から、娘の
宇女
(
うめ
)
が間の
襖
(
ふすま
)
を開けて現れた……面長のおっとりとした顔だちであるが、今は色も
蒼
(
あお
)
ざめ、
双眸
(
ひとみ
)
にも落着かぬ光があった。
三十二刻
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
双眸(ひとみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
まなざし
(逆引き)
……其時は自分はバイロンの
轍
(
てつ
)
を踏んで、筆を劍に代へるのだ、などと論じた事や、その後、或るうら若き美しい人の、
潤
(
うる
)
める星の樣な
双眸
(
まなざし
)
の底に
葬列
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
双眸(まなざし)の例文をもっと
(1作品)
見る
双
常用漢字
中学
部首:⼜
4画
眸
漢検1級
部首:⽬
11画
“双”で始まる語句
双
双手
双六
双生児
双方
双子
双眼鏡
双親
双肌
双児
“双眸”のふりがなが多い著者
山本周五郎
木下尚江
吉川英治
橘外男
石川啄木
幸田露伴
夏目漱石
菊池寛