“双眼鏡”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そうがんきょう70.6%
めがね11.8%
さうがんきやう5.9%
そうがんきやう5.9%
グラス5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
秀吉(ひできち)はこれに対(たい)して、なんともいわず、見(み)れば見(み)るほど宇宙(うちゅう)が広(ひろ)いので、ただため息(いき)をもらしながら、双眼鏡(そうがんきょう)を武(たけ)ちゃんにかえして
さか立ち小僧さん (新字新仮名) / 小川未明(著)
東屋氏は、双眼鏡(めがね)を持って、グルグルと水平線を見廻していたが、やがてひと息つくと、水上署長へ
動かぬ鯨群 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
魔(ま)の日(ひ)魔(ま)の刻(こく)——亞尼(アンニー)の顏(かほ)——微塵(みじん)に碎(くだ)けた白色檣燈(はくしよくしようとう)——怪(あやし)の船(ふね)——双眼鏡(さうがんきやう)などが更(かは)る/\夢(ゆめ)まぼろしと腦中(のうちゆう)にちらついて來(き)たが
船橋(せんけう)の上(うへ)から一心(いつしん)に双眼鏡(そうがんきやう)を我(わ)が船(ふね)に向(む)けて居(を)つたが、不思議(ふしぎ)だ、私(わたくし)の視線(しせん)と彼方(かなた)の視線(しせん)とが端(はし)なくも衝突(しようとつ)すると、忽(たちま)ち彼男(かなた)は双眼鏡(そうがんきやう)をかなぐり捨(す)てゝ、乾顏(そしらぬかほ)に横(よこ)を向(む)いた。
クリストフは、騒音や眼や自分に向けられてる双眼鏡(グラス)などにおびえきって、できるだけ早くピアノのところへ行こうという考えきりもたなかった。そのピアノは海中の小島のように彼には思われた。