“秀吉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひでよし70.8%
ひできち29.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
朝廷に最も勢力のあった神道主義者と仏僧とのヤソ教に対するあらゆる反対讒訴ざんそ姑息こそくな陰謀は秀吉ひでよし時代からの古いことであったが
うまくやったのは猿面さるめん秀吉ひでよし、山崎の一戦から柴田しばた佐々さっさ滝川たきがわも眼中になく、メキメキ羽振はぶりをあげたが、ずるいやつは徳川家康とくがわいえやすだ。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
たとえば、きかん坊主ぼうず秀吉ひできちが、先生せんせいにしかられて、この運動場うんどうじょうたされたとき、かれかなしくなって、しそうになりました。
学校の桜の木 (新字新仮名) / 小川未明(著)
平次は曲者くせものを引起すと、その身体の泥などを払ってやっております。五位鷺ごいさぎ秀吉ひできちというやくざ者、賭博打ばくちうちの兇状持ですが、大した悪い事をする人間とは思われません。