“徳川家康”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とくがわいえやす92.3%
とくがはいへやす7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うまくやったのは猿面さるめん秀吉ひでよし、山崎の一戦から柴田しばた佐々さっさ滝川たきがわも眼中になく、メキメキ羽振はぶりをあげたが、ずるいやつは徳川家康とくがわいえやすだ。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
四月三十日のひつじこく、彼等の軍勢を打ち破った浅野但馬守長晟あさのたじまのかみながあきら大御所おおごしょ徳川家康とくがわいえやすに戦いの勝利を報じた上、直之の首を献上けんじょうした。
古千屋 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
徳川家康とくがはいへやすかずして家康徳川いへやすとくがはといい、楠正成くすのきまさしげかずして正成楠まさしげくすのきといひ、紀貫之きのつらゆきかずして貫之紀つらゆききといふべきか。これは餘程よほどへんなものであらう。
誤まれる姓名の逆列 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)