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『古千屋』
ふりがな文庫
『
古千屋
(
こちや
)
』
樫井の戦いのあったのは元和元年四月二十九日だった。大阪勢の中でも名を知られた塙団右衛門直之、淡輪六郎兵衛重政等はいずれもこの戦いのために打ち死した。殊に塙団右衛門直之は金の御幣の指し物に十文字の槍をふりかざし、槍の柄の折れるまで戦った後、樫 …
著者
芥川竜之介
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「サンデー毎日」1927(昭和2)年6月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約6分(500文字/分)
朗読目安時間
約10分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
下
(
さが
)
妾
(
しょう
)
合
(
がっ
)
氷
(
ひ
)
微笑
(
びしょう
)
未
(
ひつじ
)
二条
(
にじょう
)
刻
(
こく
)
反
(
かえ
)
昨夜
(
さくや
)
柄
(
つか
)
産
(
うま
)
目通
(
めどお
)
羞
(
はずか
)
上
(
かみ
)
下
(
くだ
)
何
(
なん
)
侍
(
さむらい
)
凄
(
すさま
)
合力
(
ごうりょく
)
塙
(
ばん
)
好
(
よ
)
後
(
のち
)
徐
(
おもむろ
)
情
(
じょう
)
某
(
それがし
)
注
(
そそ
)
花鳥
(
かちょう
)
金
(
きん
)
間
(
あいだ
)
一人
(
ひとり
)
一存
(
いちぞん
)
一手
(
ひとて
)
万
(
まん
)
上洛
(
じょうらく
)
下々
(
しもじも
)
下括
(
したくく
)
会下
(
えか
)
俄
(
にわか
)
元和
(
げんな
)
元年
(
がんねん
)
具
(
そな
)
剛
(
こわ
)
卍
(
まんじ
)
善
(
よ
)
夜
(
よ
)
太刀
(
たち
)
存外
(
ぞんがい
)
安堵
(
あんど
)
家来
(
けらい
)
広島
(
ひろしま
)
強
(
し
)
徒士
(
かち
)
御幣
(
ごへい
)
御意
(
ぎょい
)
怨
(
うら
)
悪霊
(
あくりょう
)
指
(
さ
)
控
(
ひか
)
方
(
かた
)
旗本
(
はたもと
)
早速
(
さっそく
)
昼間
(
ひるま
)
本望
(
ほんもう
)
検
(
しら
)
槍
(
やり
)
樫井
(
かしい
)
欺
(
あざむ
)
正気
(
しょうき
)
正純
(
まさずみ
)
母布
(
ほろ
)
物
(
もの
)
物師
(
ものし
)
献上
(
けんじょう
)
男女
(
なんにょ
)
直之
(
なおゆき
)
直孝
(
なおたか
)
祟
(
たた
)
秀忠
(
ひでただ
)
素姓
(
すじょう
)
罵
(
ののし
)
聊
(
いささ
)
芸州
(
げいしゅう
)
苛立
(
いらだ
)
蓋
(
ふた
)
薄
(
うす
)
行
(
ゆ
)
表裏
(
ひょうり
)
袴
(
はかま
)
襖越
(
ふすまご
)
計
(
はか
)
訣
(
わけ
)
謁
(
えっ
)
踊
(
おど
)
辱
(
はずか
)
遠州
(
えんしゅう
)
間
(
ま
)
闇黒
(
あんこく
)
陣屋
(
じんや
)
頬
(
ほお
)