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会下
ふりがな文庫
“会下”のいろいろな読み方と例文
旧字:
會下
読み方
割合
えか
75.0%
えげ
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えか
(逆引き)
後年
黄檗慧林
(
おうばくえりん
)
の
会下
(
えか
)
に、当時の病み耄けた僧形とよく似寄った
老衲子
(
ろうのうし
)
がいた。これも
順鶴
(
じゅんかく
)
と云う
僧名
(
そうみょう
)
のほかは、何も
素性
(
すじょう
)
の知れない人物であった。
或敵打の話
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
師の名は
疎石
(
そせき
)
、
夢窓
(
むそう
)
と号して、
寧
(
ねい
)
一
山
(
さん
)
の
会下
(
えか
)
に参じ、
仏国禅師
(
ぶっこくぜんじ
)
の法脈をつぎ、今や、五山第一の
称
(
とな
)
えもあるとか。
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
会下(えか)の例文をもっと
(6作品)
見る
えげ
(逆引き)
これは近代の
名宗匠
(
めいしゅうしょう
)
で、
会下
(
えげ
)
に
掛錫
(
かしゃく
)
する幾万の
雲衲
(
うんのう
)
を猫の子扱い、機鋒
辛辣
(
しんらつ
)
にして
行持
(
ぎょうじ
)
綿密、その門下には天下知名の豪傑が群がって来る、その大和尚がとうとう君
大菩薩峠:40 山科の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
御影
(
みかげ
)
の陣所で、正成と一夜を語って別れ、そして
会下
(
えげ
)
山上にあの菊水旗を見、また後に、正成のさいごの様をつたえ聞いてからの義貞には、何かつねに、心に恥じるらしいものがあるようだった。
私本太平記:12 湊川帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
会下(えげ)の例文をもっと
(2作品)
見る
会
常用漢字
小2
部首:⼈
6画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“会下”で始まる語句
会下山
会下山上
検索の候補
会下山
会下山上
下層社会
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“会下”のふりがなが多い著者
吉川英治
中里介山
夏目漱石
芥川竜之介