“広島”のいろいろな読み方と例文
旧字:廣島
読み方割合
ひろしま80.0%
ここ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ねえ、お父さん、指環をとりもどして。ねえ、真奈のだいじな、だいじな、広島ひろしま伯母をばさんから頂いた指環ですもの。ねえ、ねえ。」
かぶと虫 (新字旧仮名) / 槙本楠郎(著)
そうして東京、横浜よこはま沼津ぬまづ静岡しずおか浜松はままつ名古屋なごや大阪おおさか神戸こうべ岡山おかやま広島ひろしまから福岡ふくおかへんまで一度に襲われたら、その時はいったいわが日本の国はどういうことになるであろう。
時事雑感 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
実は何ですて、わたしも帰京かえりはしても一日泊まりですぐとまた広島ここに引き返すというようなわけで、そんな事も耳に入らなかッたですが。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
済まして、どこぞへ行って、一杯やりながら話すとしましょう。広島ここさかなは実にうまいですぜ
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)