“静岡”のいろいろな読み方と例文
旧字:靜岡
読み方割合
しずおか83.3%
こちら8.3%
しづをか8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はじめ、竜華寺へ行ったのは中学の四年生の時だった。春の休暇のある日、たしか静岡しずおかから久能山くのうざんへ行って、それからあすこへまわったかと思う。
樗牛の事 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
静岡こちらへ来て、私と知己ちかづきになったというのを聞いて、(精一杯御待遇おもてなしをなさい。)ッて東京から母さんが手紙でそう云って寄越したのも、酒井さんとの縁談を、貴下に調えて頂きたければこそだもの。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ハア、お一人は静岡しづをか知事ちじをなすツた関口せきぐちさん、お一人は御料局長ごれうきよくちやう肥田ひださんで、お情交なかいもんだから、何時いつでも御一緒ごいつしよで。岩「大層たいそうせわしさうで。 ...
明治の地獄 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)