“廣島”の読み方と例文
新字:広島
読み方割合
ひろしま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御米(およね)は廣島(ひろしま)と福岡(ふくをか)と東京(とうきやう)に殘(のこ)る一(ひと)つ宛(づゝ)の記憶(きおく)の底(そこ)に、動(うご)かしがたい運命(うんめい)の嚴(おごそ)かな支配(しはい)を認(みと)めて、其(その)嚴(おごそ)かな支配(しはい)の下(もと)に立(た)つ、幾月日(いくつきひ)の自分(じぶん)を
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
病氣(びやうき)が本復(ほんぷく)してから間(ま)もなく、宗助(そうすけ)は又(また)廣島(ひろしま)を去(さ)つて福岡(ふくをか)の方(かた)へ移(うつ)らなければならない身(み)となつた。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
京都(きやうと)に居(ゐ)た時分(じぶん)は別(べつ)として、廣島(ひろしま)でも福岡(ふくをか)でも、あまり健康(けんかう)な月日(つきひ)を送(おく)つた經驗(けいけん)のない御米(およね)は、此點(このてん)に掛(か)けると、東京(とうきやう)へ歸(かへ)つてからも、矢張(やは)り仕合(しあは)せとは云(い)へなかつた。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)