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襖越
ふりがな文庫
“襖越”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふすまご
69.2%
ふすまごし
30.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふすまご
(逆引き)
襖越
(
ふすまご
)
しに気をくばっていると隣室には乾雲を取り巻く同勢十五、六人集まっているようすで、何か
声
(
こわ
)
だかに話し合って笑い興じている。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
叔父と母とがそんなことを言っているのを私は
襖越
(
ふすまご
)
しで
従兄妹
(
いとこ
)
たちと陽気な話をしていながら耳にした。私のことを話しているので——。
地球儀
(新字新仮名)
/
牧野信一
(著)
襖越(ふすまご)の例文をもっと
(18作品)
見る
ふすまごし
(逆引き)
私は無論
襖越
(
ふすまごし
)
にそんな談話を交換する気はなかったのですが、Kの返答だけは即坐に得られる事と考えたのです。
こころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
客は
手持無沙汰
(
てもちぶさた
)
、お杉も
為
(
せ
)
ん
術
(
すべ
)
を心得ず。とばかりありて、次の
室
(
ま
)
の
襖越
(
ふすまごし
)
に、勿体らしい
澄
(
すま
)
したものいい。
註文帳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
襖越(ふすまごし)の例文をもっと
(8作品)
見る
襖
漢検準1級
部首:⾐
18画
越
常用漢字
中学
部首:⾛
12画
“襖”で始まる語句
襖
襖子
襖際
襖絵
襖紙
襖側
襖障子
襖一重
襖地
襖画
“襖越”のふりがなが多い著者
小栗風葉
壺井栄
夏目漱石
林不忘
国木田独歩
中里介山
有島武郎
泉鏡花
長谷川時雨
芥川竜之介