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襖際
ふりがな文庫
“襖際”の読み方と例文
読み方
割合
ふすまぎわ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふすまぎわ
(逆引き)
退
(
さが
)
ってゆく
二十歳
(
はたち
)
足らずの小姓らしき者へ、使者の二人はしずかな眼をそそいでいる。
襖際
(
ふすまぎわ
)
の
作法行態
(
さほうぎょうたい
)
、平常と変りはない。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
甲斐は中の間と境の
襖際
(
ふすまぎわ
)
に立停って、ちょっと不審そうに宇乃を見た。宇乃は眼をあげて微笑し、それから挨拶を述べた。
樅ノ木は残った:04 第四部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
窓下の
襖際
(
ふすまぎわ
)
で
膳
(
ぜん
)
の上の
銚子
(
ちょうし
)
もなしに——もう時節で、塩のふいた
鮭
(
さけ
)
の切身を、
鱧
(
はも
)
の肌の白さにはかなみつつ、辻三が……
白花の朝顔
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
襖際(ふすまぎわ)の例文をもっと
(15作品)
見る
襖
漢検準1級
部首:⾐
18画
際
常用漢字
小5
部首:⾩
14画
“襖”で始まる語句
襖
襖子
襖越
襖絵
襖紙
襖側
襖障子
襖一重
襖地
襖画
“襖際”のふりがなが多い著者
泉鏡花
吉川英治
山本周五郎
芥川竜之介