“鮭”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
さけ79.7%
しゃけ10.8%
しやけ5.4%
あきあじ1.4%
ざけ1.4%
ふぐ1.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“鮭”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.4%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行0.9%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.8%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
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「では何を……。あ、そうそう、カムチャッカでやっとります燻製くんせいにしんに燻製のさけは、いかがさまで……」
やがて、さけの焼いたので貧しい膳立ぜんだてをした父親が、それ丈けが楽しみの晩酌ばんしゃくにと取りかかるのである。
夢遊病者の死 (新字新仮名) epub / 江戸川乱歩(著)
干物ひもののおいしいのを持って来て欲しいとか、この間のしゃけ不味まずかったとか、そういうようなことを言っている。
新世帯 (新字新仮名) epub / 徳田秋声(著)
節季せっき師走しわすに気の毒だな。あんまりいい御歳暮でも無さそうだが、しゃけの頭でも拾う気でやってくれ」
半七捕物帳:17 三河万歳 (新字新仮名) epub / 岡本綺堂(著)
山猫は、しやけの頭でなくて、まあよかつたといふやうに、口早に馬車別当に云ひました。
どんぐりと山猫 (新字旧仮名) epub / 宮沢賢治(著)
貢さんは火鉢の火種ひだね昆炉しちりんに移し消炭けしずみおこして番茶ばんちや土瓶どびんわかし、しやけを焼いて冷飯ひやめしを食つた。
蓬生 (新字旧仮名) epub / 与謝野寛(著)
ああ年々ねんねんお前の仲の善いあきあじは死産し
東京で吸う赤い味噌汁はなつかしい。里芋のコロコロしたのを薄く切って、小松菜を一緒にたいた味噌汁はいいものだ。新巻きざけの一片一片を身をはがして食べるのも甘味うまい。
新版 放浪記 (新字新仮名) epub / 林芙美子(著)
ふぐと、しゃけでは、忙しい時は誰だって間違えらあな……なるべく物の名というものは、区別のつくように書かねえと、たいが現われねえのみならず、一字の違いで、この通り命にかかわることもあらあな
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) epub / 中里介山(著)
字というものは、一字の違いでも大変なことをしでかすことがある。おれの仲間のやぶのところへ、なまじ物識ものしりの奴が病気上りに、先生『ふぐ』を食べてよろしうございますか、と手紙で問い合わせて来たものだ。
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) epub / 中里介山(著)