“ざけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
83.3%
坐化8.3%
8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひる午睡ひるねゆるされてあるので時間じかんいて器用きようかれには内職ないしよく小遣取こづかひどりすこしは出來できた。きな煙草たばことコツプざけかつすることはなかつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
許宣は法海禅師の弟子となって雷峯塔の下におり、その塔を七層の大塔にしたが、後、業を積んで坐化ざけしてしまった。朋輩の僧達はがんを買ってその骨を焼き、骨塔を雷峯の下に造ったのであった。
雷峯塔物語 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
新巻きざけの一片一片を身をはがして食べるのも甘味うまい。
新版 放浪記 (新字新仮名) / 林芙美子(著)