“甘味”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
うま25.0%
うまみ15.9%
あまみ13.6%
おい9.1%
おいし9.1%
かんみ6.8%
あま4.5%
うまい4.5%
あまき2.3%
いし2.3%
(他:3)6.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“甘味”を含む作品のジャンル比率
自然科学 > 自然科学 > 論文集 評論集 講演集(児童)100.0%
自然科学 > 植物学 > 植物学8.3%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
非常ひじやう甘味うま菓子くわし舌皷したつゞみちつゝ、や十五ふんすぎたとおもころ
るからしてすみれいろつやゝかにみつのやうなかほりがして如何いかにも甘味うまさうである。
怠惰屋の弟子入り (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
何程どれほど甘味うまみのあると云ふではないが、さびのある落ちついた節廻しは一座をしんとさせることが出来た。
二黒の巳 (新字旧仮名) / 平出修(著)
郷士の口裏に、ちょっと変な意味が挟まりましたが、酒の甘味うまみに気をとられていて、さりとは気がつかず馬春堂先生、
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そこへ隆夫の母が、甘味あまみのついたパンをおぼんにのせてたくさん持って来てくれたので、三人はそれをにこにこしてぱくついた。
霊魂第十号の秘密 (新字新仮名) / 海野十三(著)
其手段には、極めてあわい、甘味あまみかるい、はなをよく用ひた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
蟻共は家の中にゐて、其の木虱の管から甘味おいしい乳を腹一ぱいに飲む事が出来るのだ。
『若し此のほんの少しの違ひに気をつけなかつたら、生命を取られるやうな事になつて了ふ。本物の紅茸は甘味おいしいものだが、もう一つの、にせ物の紅茸は大毒だ。』
其處へ、色のいゝ甜瓜まくはうりを盛つた大きい皿を持つて、靜子が入つて來た。『餘り甘味おいししくないんですけど……。』
鳥影 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
私をもとのようにしておくれだったら、甘味おいし御膳ごぜんげようし、衣服も着換えさせますよ。
活人形 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
此れ便すなはち先考来青らいせい山人往年滬上こじやうより携へ帰られし江南の一奇花きくわ、わが初夏の清風に乗じて盛に甘味かんみを帯びたる香気を放てるなり。
来青花 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
入りつ出でつゆらめく男女の影は放蕩の花園にたはむれ舞ふ蝶に似て、折々流れきたる其等の人の笑ふ声語る声は、云難いひがた甘味かんみを含む誘惑の音楽に候はずや。
夜あるき (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
と同時に、こういう無数の人たちの要求を正しい方向に導くためには、プロレタリア派の連中はその素材を非常に甘味あまい、オブラアトで包む必要がありはしないか。
大衆文芸作法 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
何寸ほどのなまずと鰻がいるとか、どこの桑の実には蟻がたかってどこの実よりも甘味あまいとか、どこの藪の幾本目の竹の節と、またそこから幾本目の竹の節とが寸法がそろっているとか、いつの間にか
洋灯 (新字新仮名) / 横光利一(著)
ことに君は、×××××、はし尖端さきに摘みあげて、こいつは甘味うまいといって、嬉しそうに食べたことを覚えているだろうね。
恐しき通夜 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「牛肉のひれや、人間の娘より、柔々やわやわとしてあぶらが滴る……甘味うまいぞのッ。」
茸の舞姫 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「万歳万歳」の声は四方に起り、一同はあり甘味あまきに付くように水汲み隊の周囲まわりに集り、のどを鳴らして水筒の口から水をあおる。
本州横断 癇癪徒歩旅行 (新字新仮名) / 押川春浪(著)
青菜を擦ってこしらえた食物を彼等は一等お甘味いしそうにして食べた。
田舎医師の子 (新字新仮名) / 相馬泰三(著)
甘味おいしいものが食べさされるッて……
二少女 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
サワ甘味スウィイトめつくしたと言ったような、一種の当りのいい人なつこさが溢れ、そしてその黒い細い眼の底に、わけえの、ついぞ見ねえつらだが
西班牙スペインの若い娘はすべてその近隣ネイバフッド甘味スウイティである。だから、ペトラもこの公約により主馬頭街カイ・デ・モンテイロの Sweety だった。
こういういすぱにあ俳優ドン・モラガスである。が、舞台外では、かれは主馬頭モンテイロ横町の甘味スウイティを相手に実演「夜の窓ベンタアナ・デ・ノッチニ」の主役をつとめていた。