“西班牙”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
スペイン83.8%
イスパニア3.4%
エスパニア2.6%
イスパニヤ2.6%
スパニア1.7%
エスパンユ0.9%
エスパニヤ0.9%
いすぱにや0.9%
エスパニヨル0.9%
スパニッシュ0.9%
スパニヤ0.9%
スペイノ0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
然(しか)るに今よりおよそ三百七十年前、初めて葡萄牙(ポルトガル)及び西班牙(スペイン)と交通するに至って、欧州文明が多少輸入されることとなったのである。
彼女の父なる西班牙(イスパニア)の貴族マドリド司僧を無残に殺したその憎むべき義明を一思いに殺してしまったのでは勿体(もったい)ないように思うのであった。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
黒い絹レースのマンテリアを後に垂らした純西班牙(エスパニア)風の装いをした妻と卓を挟んで薔薇と麝香撫子(カーネーション)の花陰に語り、飲み、喰べ、そして微笑し
陰獣トリステサ (新字新仮名) / 橘外男(著)
『左樣(さやう)、殘念(ざんねん)ながら、西班牙(イスパニヤ)や、亞弗利加(アフリカ)の方(はう)は今度(こんど)は斷念(だんねん)しました。』と、私(わたくし)がキツパリと答(こた)へると、彼(かれ)はポンと膝(ひざ)を叩(たゝ)いて
初めわれ君は穉きときより西班牙(スパニア)に居給ひぬと思ひしに、今のおん詞にては羅馬にも居ましゝなり。我惑はいよ/\深くなりぬ。
われは彼方(かなた)に、忽如(こつじょ)として入日に染(そま)りかがやける、怪異なる西班牙(エスパンユ)をこそ望み見たれ。
それこそ世間は真偽いかんも確かめぬうちに、バルセローナ銀行頭取の邸を、百鬼夜行の紊乱(びんらん)し切った家庭として、全西班牙(エスパニヤ)中に喧伝してしまうであろう。
陰獣トリステサ (新字新仮名) / 橘外男(著)
これは西班牙(いすぱにや)の連銭花だ。何んと美しい黒色では無いか。花弁に繊毛が生えている。が、決して障っては不可ない。障ったが最後肉が腐る。それはそれは恐ろしい花だ。
天主閣の音 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
その頃世界風邪、一名(めい)西班牙(スパニッシュ)インフルエンザというのが日本中に流行した。これは日本が欧洲大戦に参加して一等国になった実証でも何でもなく、実に迷惑千万な到来物だった。
女婿 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
(注。モンテ、ピンチヨオには公園あり。西班牙(スパニヤ)磴(いしだん)、法蘭西(フランス)大學院よりポルタ、デル、ポヽロに至る。羅馬の市の過半とヰルラ、ボルゲエゼの内苑とはこゝより見ゆ。)
ガスコンの海湾を越え葡萄牙(ポルトガール)の海岸に沿うて東南へと、やがて西班牙(スペイノ)の岸について南にマロツクの陸地と真白なタンヂヱーの人家を望み
黄昏の地中海 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)