“イスパニア”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
西班牙80.0%
以斯班牙20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あるひは兵卒へいそつ頸筋元くびすぢもと駈𢌞かけまはる、するとてきくびゆめやら、攻略のっとりやら、伏兵ふせぜいやら、西班牙イスパニア名劍めいけんやら、底拔そこぬけ祝盃しゅくはいやら、途端とたん耳元みゝもと陣太鼓ぢんだいこ飛上とびあがる、さます、おびえおどろいて、一言二言ひとことふたこといのりをする
総髪を長く肩に掛け、オースチン師の献上物、西班牙イスパニア産の金剛石ダイヤモンドを黄金の鎖にからませて、うなじから胸へ垂らしたのさえ異国めいていて物凄い。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
井上君拉甸ラテン語、伊太利亜語、以斯班牙イスパニア語を引証せらるれば高橋君一々其出処を論ぜらる。無学の拙者共せつしやどもには御両君の博学あり/\と見えて何とも申上様なし。
明治文学史 (新字旧仮名) / 山路愛山(著)