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耳元
ふりがな文庫
“耳元”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
みゝもと
66.7%
みみもと
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みゝもと
(逆引き)
見て
餘所
(
よそ
)
ながらなる
辭別
(
いとまごひ
)
愁然
(
しうぜん
)
として居たる折早くも二
更
(
かう
)
の
鐘
(
かね
)
の
音
(
ね
)
は
耳元
(
みゝもと
)
近
(
ちか
)
く聞ゆるにぞ
時刻
(
じこく
)
來りと立上り
音
(
おと
)
せぬ樣に
上草履
(
うはざうり
)
を足に
穿
(
うが
)
つて我家を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
耳元
(
みゝもと
)
近くから
恐
(
おそろ
)
しい
黄
(
きいろ
)
い声が、「
変
(
かは
)
るよ———ウ」と
叫
(
さけ
)
び出した。見物人が出口の
方
(
はう
)
へと
崩
(
なだれ
)
を打つて
下
(
お
)
りかける。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
耳元(みゝもと)の例文をもっと
(4作品)
見る
みみもと
(逆引き)
私
(
わたくし
)
はすぐ
耳元
(
みみもと
)
に
近
(
ちか
)
づいて、『
私
(
わたくし
)
でございます……』と
申
(
もう
)
しましたが、
人間同志
(
にんげんどうし
)
で、
枕元
(
まくらもと
)
で
呼
(
よ
)
びかわすのとは
異
(
ちが
)
い、
何
(
なに
)
やらそこに
一重
(
ひとえ
)
隔
(
へだ
)
てがあるようで
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
一層静になったように思われる時、つけたばかりの燈火の
下
(
もと
)
に、独り
夕餉
(
ゆうげ
)
の
箸
(
はし
)
を取上げる
途端
(
とたん
)
、コーンとはっきり最初の
一撞
(
ひとつ
)
きが
耳元
(
みみもと
)
にきこえてくる時である。
鐘の声
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
耳元(みみもと)の例文をもっと
(2作品)
見る
耳
常用漢字
小1
部首:⽿
6画
元
常用漢字
小2
部首:⼉
4画
“耳”で始まる語句
耳
耳朶
耳許
耳目
耳語
耳門
耳環
耳盥
耳面刀自
耳障
“耳元”のふりがなが多い著者
ウィリアム・シェークスピア
ルイス・キャロル
浅野和三郎
作者不詳
永井荷風