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『鐘の声』
ふりがな文庫
『
鐘の声
(
かねのこえ
)
』
住みふるした麻布の家の二階には、どうかすると、鐘の声の聞えてくることがある。 鐘の声は遠過ぎもせず、また近すぎもしない。何か物を考えている時でもそのために妨げ乱されるようなことはない。そのまま考に沈みながら、静に聴いていられる音色である。ま …
著者
永井荷風
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約7分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
一時
(
ひとしきり
)
下
(
もと
)
老込
(
ふけこ
)
気
(
げ
)
一宵
(
ひとよさ
)
耳元
(
みみもと
)
家
(
いえ
)
後
(
のち
)
燈火
(
あかり
)
木枯
(
こがら
)
滅多
(
めった
)
滴
(
したた
)
然
(
しか
)
氷川
(
ひかわ
)
殷々
(
いんいん
)
箸
(
はし
)
麻布
(
あざぶ
)
樹
(
き
)
糠雨
(
ぬかあめ
)
耽
(
ふけ
)
肱
(
ひじ
)
茅葺
(
かやぶき
)
諦悟
(
ていご
)
途端
(
とたん
)
遮
(
さえぎ
)
際立
(
きわだ
)
雞
(
にわとり
)
雫
(
しずく
)
音
(
ね
)
音色
(
ねいろ
)
屈原
(
くつげん
)
一撞
(
ひとつ
)
中
(
うち
)
倦
(
う
)
処
(
ところ
)
切通
(
きりどお
)
初更
(
しょこう
)
各
(
おのおの
)
囁
(
ささや
)
埒
(
らち
)
夕餉
(
ゆうげ
)
宵
(
よい
)
楚辞
(
そじ
)
山王
(
さんのう
)
崖下
(
がけした
)
年月
(
としつき
)
彼方
(
かなた
)
忍辱
(
にんにく
)
揺籃
(
ゆりかご
)
方
(
かた
)
明星
(
みょうじょう
)
昨日
(
きのう
)
昼中
(
ひるなか
)
来
(
きた
)