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忍辱
ふりがな文庫
“忍辱”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
にんにく
86.5%
にんじょく
13.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にんにく
(逆引き)
人によく似た高等動物を殺すに忍びぬという
慈悲
(
じひ
)
忍辱
(
にんにく
)
の心から来たので、その前にはこの類のものでも、遠慮なく殺して喰っておりました。
特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
如
(
し
)
かず
忍辱
(
にんにく
)
の袈裟を脱ぎ、無上菩提の数珠を捨て、腰に降魔の剣を佩き、手に大悲の弓矢を握ろうと! ……
還俗
(
げんぞく
)
して戦場に立ちたいのじゃ!
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
忍辱(にんにく)の例文をもっと
(32作品)
見る
にんじょく
(逆引き)
もちろん苦難
忍辱
(
にんじょく
)
のこの途である。一通りや二通りの覚悟ではつとめ切れない。日記を書くのも反省以て新しい勇気を起こさんためである。
海野十三敗戦日記
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
忍辱
(
にんじょく
)
波羅密
(
はらみつ
)
、禅波羅密、
般若
(
はんにゃ
)
波羅密の自然の動きは、
逼
(
せま
)
り来る
魔燄
(
まえん
)
をも毒箭をも容易に遮断し消融せしめた。寂照はただ穏やかに合掌した。
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
忍辱(にんじょく)の例文をもっと
(5作品)
見る
“忍辱”の意味
《名詞》
忍辱(にんにく)
(仏教)侮辱や苦しみに耐え忍び、心を動かさないこと。六波羅蜜の第三。
(出典:Wiktionary)
“忍辱”の解説
忍辱(にんにく、? - 589年)は、英彦山の開山者。『鎮西彦山縁起』にみえる僧。俗称は藤原恒雄。
(出典:Wikipedia)
忍
常用漢字
中学
部首:⼼
7画
辱
常用漢字
中学
部首:⾠
10画
“忍辱”で始まる語句
忍辱山
忍辱心
忍辱慈悲
検索の候補
慈悲忍辱
柔和忍辱
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“忍辱”のふりがなが多い著者
高山樗牛
徳冨蘆花
橘外男
井上円了
吉川英治
作者不詳
葛西善蔵
中里介山
幸田露伴
上田敏