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慈悲忍辱
ふりがな文庫
“慈悲忍辱”の読み方と例文
読み方
割合
じひにんにく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じひにんにく
(逆引き)
慈悲忍辱
(
じひにんにく
)
を説く聖者が、今、衆人環視の中で自分の子を捕えて食った。そして、食い終わってから、その事実をも忘れたるがごとくに、ふたたび慈悲の説を述べはじめた。
悟浄出世
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
しばらく和尚とともに念仏をとなえて、やがて顔をあげると、如来の
慈悲忍辱
(
じひにんにく
)
の
光顔
(
こうがん
)
は、一層柔和の色を増し、暴風雨にも動じたまわぬ崇高さが、かえって法信を夢のような恐怖の世界に引き入れた。
死体蝋燭
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
慈悲忍辱(じひにんにく)の例文をもっと
(2作品)
見る
慈
常用漢字
中学
部首:⼼
13画
悲
常用漢字
小3
部首:⼼
12画
忍
常用漢字
中学
部首:⼼
7画
辱
常用漢字
中学
部首:⾠
10画
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