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慈悲忍辱
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じひにんにく
ふりがな文庫
“
慈悲忍辱
(
じひにんにく
)” の例文
慈悲忍辱
(
じひにんにく
)
を説く聖者が、今、衆人環視の中で自分の子を捕えて食った。そして、食い終わってから、その事実をも忘れたるがごとくに、ふたたび慈悲の説を述べはじめた。
悟浄出世
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
しばらく和尚とともに念仏をとなえて、やがて顔をあげると、如来の
慈悲忍辱
(
じひにんにく
)
の
光顔
(
こうがん
)
は、一層柔和の色を増し、暴風雨にも動じたまわぬ崇高さが、かえって法信を夢のような恐怖の世界に引き入れた。
死体蝋燭
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
慈
常用漢字
中学
部首:⼼
13画
悲
常用漢字
小3
部首:⼼
12画
忍
常用漢字
中学
部首:⼼
7画
辱
常用漢字
中学
部首:⾠
10画
“慈悲”で始まる語句
慈悲
慈悲深
慈悲心鳥
慈悲善根
慈悲心
慈悲成
慈悲的
慈悲容赦
慈悲柔和
慈悲心正助