“柔和忍辱”の読み方と例文
読み方割合
にゅうわにんにく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
婦人をして柔和忍辱にゅうわにんにくの此頂上にまで至らしめたるは、上古蛮勇時代の遺風、殊に女大学の教訓その頂上に達したるの結果に外ならず。
女大学評論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
我れとわが身をかきむしるのはこの世ながらの畜生道ちくしょうどうだ。柔和忍辱にゅうわにんにくの相が自然に備わるべき仏の子が、まるで狂乱の形じゃ。
出家とその弟子 (新字新仮名) / 倉田百三(著)