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忍辱
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にんじょく
ふりがな文庫
“
忍辱
(
にんじょく
)” の例文
もちろん苦難
忍辱
(
にんじょく
)
のこの途である。一通りや二通りの覚悟ではつとめ切れない。日記を書くのも反省以て新しい勇気を起こさんためである。
海野十三敗戦日記
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
忍辱
(
にんじょく
)
波羅密
(
はらみつ
)
、禅波羅密、
般若
(
はんにゃ
)
波羅密の自然の動きは、
逼
(
せま
)
り来る
魔燄
(
まえん
)
をも毒箭をも容易に遮断し消融せしめた。寂照はただ穏やかに合掌した。
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
朕
(
ちん
)
が、彼ら二賊のために、苦しめられていることは、実に久しいものだ。日々、朕は、我慢と
忍辱
(
にんじょく
)
の日を送っている。
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
じっさい、どういう
紆曲
(
うきょく
)
を経て、このような調和のとれた
忍辱
(
にんじょく
)
の世界に到達したのであろう。
キャラコさん:10 馬と老人
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
と、胸にひとり
忍辱
(
にんじょく
)
のなみだをのんで、何事にも、
唯々諾々
(
いいだくだく
)
と伏していた。
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“忍辱”の意味
《名詞》
忍辱(にんにく)
(仏教)侮辱や苦しみに耐え忍び、心を動かさないこと。六波羅蜜の第三。
(出典:Wiktionary)
“忍辱”の解説
忍辱(にんにく、? - 589年)は、英彦山の開山者。『鎮西彦山縁起』にみえる僧。俗称は藤原恒雄。
(出典:Wikipedia)
忍
常用漢字
中学
部首:⼼
7画
辱
常用漢字
中学
部首:⾠
10画
“忍辱”で始まる語句
忍辱山
忍辱心
忍辱慈悲