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糠雨
ふりがな文庫
“糠雨”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぬかあめ
96.4%
こぬかあめ
3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぬかあめ
(逆引き)
師泰は、半町ほどおくれていたが、白い
糠雨
(
ぬかあめ
)
の異様などよめき立ちに、あわてて馬を返しかけた。そこを、吉江小四郎の槍のために
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
……
二人
(
ふたり
)
三人
(
さんにん
)
、
乘組
(
のりく
)
んだのも
何處
(
どこ
)
へか
消
(
き
)
えたやうに、もう
寂寞
(
ひつそり
)
する。
幕
(
まく
)
を
切
(
き
)
つて
扉
(
とびら
)
を
下
(
お
)
ろした。
風
(
かぜ
)
は
留
(
や
)
んだ。
汽車
(
きしや
)
は
糠雨
(
ぬかあめ
)
の
中
(
なか
)
を
陰々
(
いん/\
)
として
行
(
ゆ
)
く。
雨ふり
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
糠雨(ぬかあめ)の例文をもっと
(27作品)
見る
こぬかあめ
(逆引き)
そのひと
列
(
つら
)
の土塀の上へ、いつかまたしとしと
糠雨
(
こぬかあめ
)
がふりだしていた。ところどころ崩れた土塀の破れから、おそい
一八
(
いちはつ
)
が花ひらいて、深むらさきに濡れていた。
小説 円朝
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
糠雨(こぬかあめ)の例文をもっと
(1作品)
見る
糠
漢検準1級
部首:⽶
17画
雨
常用漢字
小1
部首:⾬
8画
“糠”で始まる語句
糠
糠味噌
糠袋
糠星
糠喜
糠代
糠鰊
糠屋
糠漬
糠森
検索の候補
小糠雨
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吉川英治