“糠代”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぬかで50.0%
ぬかだい50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また伊勢の大鹿おほかおびとが女、小熊をくま子の郎女に娶ひて、生みませる御子、布斗ふと比賣の命、次に寶の王、またの名は糠代ぬかで比賣の王二柱。
この天皇の御子たち并せて十七王とをまりななはしらの中に、日子人の太子、庶妹ままいも田村の王、またの名は糠代ぬかで比賣の命に娶ひて、生みませる御子、岡本の宮にましまして、天の下治らしめしし天皇、次に中つ王
八十八文取られるということだし、湯銭が二十文の、糠代ぬかだいが十二文と聞いちゃ、これから京大阪へ乗込もうという道庵も、たいてい心胆が寒くなるわな。
大菩薩峠:36 新月の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)