“糠”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぬか97.6%
かう1.2%
のか1.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そうですか。いや、それについて飛んだお笑いぐさがありましてね。なんでも物を握って見ねえうちは、ぬかよろこびは出来ませんね」
半七捕物帳:27 化け銀杏 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
彼にも粋あり、此にも粋あり、彼にもかうあり、此にも糠あり、みだりに此の粋を以て、彼の粋を撃たんとするは誰ぞ。ほしいまゝに此の糠を以て、彼の糠を排せんとするは誰ぞ。
頑執妄排の弊 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
林「其の時使ったのかって置きたいと思って糠袋のかぶくろをあけて、ちゃんと天日てんぴにかけて、乾かして紙袋かんぶくろに入れて貯っておいて、炊立たきたての飯の上へかけてうだ」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)