糠代ぬかだい)” の例文
八十八文取られるということだし、湯銭が二十文の、糠代ぬかだいが十二文と聞いちゃ、これから京大阪へ乗込もうという道庵も、たいてい心胆が寒くなるわな。
大菩薩峠:36 新月の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)