“夕餉”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ゆうげ76.2%
ゆふげ19.8%
ゆうがれい0.8%
ゆうはん0.8%
ゆふがれひ0.8%
スペエ0.8%
スペー0.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“夕餉”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.7%
文学 > 日本文学 > 詩歌1.0%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
と子供らは歌いながらあっちこっちの横町や露路に遊び疲れた足を物のにおいの漂う家路へと夕餉ゆうげのために散って行く。
山の手の子 (新字新仮名) / 水上滝太郎(著)
虎蔵わが供をなして土筆を摘み赤蛙を捕りての帰道、折節父の家に立寄り夕餉ゆうげさいにもとて獲たりしものを与へたり。
礫川徜徉記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
二人は默々として、明神下へ、お靜がヤキモキしながら、夕餉ゆふげの膳の上の冷えるのを氣にして居る——平次の家へと急ぐのでした。
座敷ざしき二階にかいで、だゞつぴろい、人氣にんきすくないさみしいいへで、夕餉ゆふげもさびしうございました。
雪霊続記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
久しぶりにて御休息のため、お奥に於て、厚き心構こころがまえ夕餉ゆうがれいの支度が出来た。
妖魔の辻占 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
日が暮れてお夕餉ゆうはんが済んでもなお母様は、黄色い洋燈ランプの光のしたに針を動かしておいでだった。
少年・春 (新字新仮名) / 竹久夢二(著)
ひさかたのあめ彩虹あやにじふりあふぎ今わがどちは夕餉ゆふがれひ
雀の卵 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
かたりおわるとき午夜ごやの時計ほがらかに鳴りて、はや舞踏の大休みとなり、妃はおおとのごもりたもうべきおりなれば、イイダ姫あわただしく坐をたちて、こなたへさしのばしたる右手めての指に、わが唇触るるとき、隅の観兵の間に設けたる夕餉スペエに急ぐまろうど、群らだちてここを過ぎぬ。
文づかい (新字新仮名) / 森鴎外(著)
かたりをはるとき午夜ごやの時計ほがらかに鳴りて、はや舞踏の大休おおやすみとなり、妃はおほとのごもり玉ふべきをりなれば、イイダ姫あわただしく坐をちて、こなたへ差しのばしたる右手めての指に、わが唇触るるとき、隅の観兵のに設けたる夕餉スペーに急ぐまらうど、群立ちてここを過ぎぬ。
文づかひ (新字旧仮名) / 森鴎外(著)