“心構”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こゝろがまへ33.3%
こころがまえ33.3%
こころがま25.0%
こゝろがま8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ガラツ八は默つて、この世にもすぐれた心構こゝろがまへの親分を見上げました。お蔭で此手柄も錢形の平次はフイにしてしまつたのです。
彼はそれを忌々いまいましく思い、その反動として、今度は、伯父の死についてあくまで冷静な観察をもち続けようとの心構こころがまえを固めるのである。
斗南先生 (新字新仮名) / 中島敦(著)
まもるためには、国民は、四六時中非常時局下にある心構こころがまえでいなければならない。恒久的任務と時局的任務とを
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
下婢かひと書生の三人暮しにていよ/\世間婦人の常道を歩み始めんとの心構こゝろがまへなりしに、事実は之に反して、重井おもゐは最初せふに誓ひ、た両親に誓ひしことをも忘れし如く
母となる (新字旧仮名) / 福田英子(著)