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『斗南先生』
ふりがな文庫
『
斗南先生
(
となんせんせい
)
』
雲海蒼茫佐渡ノ洲 郎ヲ思ウテ一日三秋ノ愁 四十九里風波悪シ 渡ラント欲スレド妾ガ身自由ナラズ ははあ、来いとゆたとて行かりょか佐渡へだな、と思った。題を見ると、戯翻竹枝とある。 それは彼の伯父の詩文集であった。伯父は一昨年(昭和五年)の夏死 …
著者
中島敦
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「光と風と夢」1942(昭和17)年7月15日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約45分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間14分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
方
(
ぽ
)
処
(
か
)
止
(
とどま
)
仮
(
ゆる
)
方
(
あた
)
洒然
(
せんぜん
)
微笑
(
わら
)
鯱
(
さかまた
)
備
(
そなえ
)
喰
(
は
)
嗄
(
が
)
外
(
そ
)
心遣
(
こころづかい
)
空
(
くう
)
堪
(
こら
)
宛然
(
えんぜん
)
己
(
おのれ
)
後
(
うしろ
)
而
(
しこう
)
衡
(
こう
)
謹
(
つつ
)
中
(
なか
)
主婦
(
かみ
)
凡
(
すべ
)
凭
(
よ
)
則
(
すなわ
)
厭
(
いと
)
嗄
(
しわが
)
失
(
な
)
屍
(
かばね
)
已
(
すで
)
彷徨
(
ほうこう
)
復
(
また
)
心構
(
こころがまえ
)
憑
(
よ
)
懲
(
こら
)
支那
(
シナ
)
気羞
(
きはずか
)
涸
(
かわ
)
瞑
(
つむ
)
穿
(
うが
)
能
(
あた
)
落著
(
おちつき
)
蓋
(
けだ
)
言出
(
いいだ
)
食
(
は
)
上梓
(
じょうし
)
不可
(
いけ
)
与
(
あずか
)
中
(
うち
)
之
(
これ
)
予
(
あらかじ
)
云
(
い
)
享
(
う
)
人好
(
ひとよ
)
他人
(
ひと
)
何処
(
どこ
)
何時
(
いつ
)
倒屣
(
とうし
)
傷々
(
いたいた
)
先刻
(
さっき
)
其処
(
そこ
)
内儀
(
かみ
)
円
(
まる
)
凭
(
もた
)
凹
(
くぼ
)
利
(
き
)
功徳
(
くどく
)
勿
(
なか
)
匍
(
は
)
即
(
すなわ
)
厭味
(
いやみ
)
反故
(
ほご
)
吃驚
(
びっくり
)
呟
(
つぶや
)
呻
(
うめ
)
呼棄
(
よびすて
)
咽喉
(
のど
)
善
(
よ
)
嗤
(
わら
)
嘖々
(
さくさく
)
因
(
よ
)
在
(
あ
)
執拗
(
しつよう
)
塗炭
(
とたん
)
塞
(
ふさ
)
大人
(
おとな
)
如何
(
いか
)
寇
(
あだ
)
寓居
(
ぐうきょ
)
小言
(
こごと
)
就中
(
なかんずく
)
工合
(
ぐあい
)
己
(
おの
)
床
(
とこ
)
彷彿
(
ほうふつ
)
徒
(
いたず
)
従姉
(
いとこ
)
従容
(
しょうよう
)
微
(
かす
)