“衡”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はかり34.8%
はか26.1%
こう17.4%
はかりざを8.7%
かう4.3%
たいら4.3%
つい4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
死人のごうはかはかりの上に狗頭猴が坐し、法律の印したる鳥羽と死人の心臓が同じ重さなるを確かめてこれを親分のトットに報ずるところだ。
畳の上ではそれほどでもないが、廊下のような板敷きへかかると船の傾きを踏み試めすような蛙股の癖が出て、踏み締め、踏み締め、身体の平定をはかって行くからである。
河明り (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
さて前説が我が民族発展の閉塞を意味するとせば、勢い、欧米諸国に伍して進んでこうを中原に争わねばならぬものの如く見える。
斗南先生 (新字新仮名) / 中島敦(著)
一俵掛けて、兄弟してうんと力を入れた時は、二人とも顔が真紅まつかに成る。地主ははかりざを平均たひらになつたのを見澄まして、おもりの糸を動かないやうに持添へ乍ら調べた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
その斯く教へたるもの、要するに人間の中に存在する心は至大至重のものにして、俗眼大小の以てかうすべきにあらず、学問律法の以て度測すべきものにあらず
各人心宮内の秘宮 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
徳川中興ちゅうこうの主、八代将軍吉宗よしむね、徳川最後の将軍慶喜よしのぶ、水戸烈公、徳川時代第一の賢相けんしょう松平定信、林家中興ちゅうこうの林たいら、上杉鷹山ようざん公、細川銀台公の如き、近くは井伊直弼なおすけの如き、みな養子たらざるはなし。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
ナアに屹度きっと勝つ、れから出掛けていって、諸方に出没して居る同志者をこの船に乗せて便利の地にげて、官軍が江戸の方にやって来るその裏をつい
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)